セキやん通信「経営の腑」
「経営の腑」第456号<通算771号>(2026年8月28日)
AIは堂々と間違える【新連載・生成AI ことはじめ】第6回
<以下、Claud Opusによる記述>
■ 今回のテーマ
ここまで、AIの便利さや面白さをお伝えしてきました。今回はあえて、その裏側の話です。
AIはとても賢い一方で、ときどき「堂々と間違える」−しかも、いかにも正しそうな顔をして。
便利に使いこなすために、これだけは知っておきたい、という注意点をお伝えします。
■ 私がやってみたこと
このところ、動画作成AI(Vrew)での制作を進めています。文章のデータを渡すだけで動画を自動で組み立ててくれる機能には、正直、脱帽です。まだ使いこなせず、ナレーションも画面も発展途上ですが、可能性は十分に感じています。
ところが、その途中でひやりとしました。Vrewが文章の流れから自動で作ってくれた図で、私の専門である管理会計の重要な点−「損益分岐点賃率」の位置が、ずれていたのです。パッと見は、きれいに整ったそれらしい図。しかし、中身は違っていました。私は気づいて、編集し直しました。
「新入社員に説明するつもりで」「取引先の社長の立場で」と変えれば、答え方もそれに合わせて変わります。
■ つまずき・気づき
怖いのは、まさにこの点です。AIの間違いは、堂々としていて、見た目が整っている。だから、うっかり見過ごしてしまう。
そして、もし私がこの分野を知らなければ、間違ったまま世に出していたかもしれません。つまり、自分の得意分野だからこそ気づけた、ということ。裏を返せば、知らない分野の答えほど、鵜呑みにすると危ないのです。
ですからAIの答えは、完成品ではなく「たたき台」と考えるのが安全です。最後に正しさを確かめるのは、あくまで人間の仕事。とりわけ経営の数字は、AIの出力をそのまま信じて判断するのではなく、必ず自分の目で確かめる。この一手間が、身を守ります。
■ 初心者へのひと言
AIは「物知りだけれど、ときどき自信満々で間違える相談相手」−そう思って付き合うのがちょうどよい距離感です。便利に使いつつ、最後は自分で確かめる。
この一手間を省かないこと。適度に疑う力もまた、使いこなす力の一つです。
■ 次回予告
次回は、また明るい話に戻ります。「考えごとの壁打ち相手にする」。
答えをもらうだけでなく、頭の中を整理する道具としてのAIの使い方を、私の体験からご紹介します。皆さまの「知りたいこと」「つまずいた点」も、引き続きお待ちしています。
<セキやんコメント> ちなみに、Vrewで作成した動画は、
→こちら https://www.youtube.com/@kjs_officialにUPしていますので、よろしければご批評ください。まだまだ使いこなせていませんが、今まではPDFなどの文字データでしか伝えられなかった素材を動きのある画像データで伝えられることに大きなメリットを感じます。
