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各地の山に関する情報コーナー
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H22.2.3更新
| 最新山行情報 | ![]() 小岩井の一本桜 |
H22.1.31
氷上山(874.7m、陸前高田市・大船渡市) 山行者:吉家、森、阿部
31日早朝、車の屋根にうっすらと粗目雪。どんより曇った空の下、吉家宅出発が7時半となった。県道19号から国道343号の今泉街道をひたすら東へ進む。殆ど白い物は見られなかったが、大原あたりからは雪景色に変わり笹ノ田峠は少々緊張しながら通過する。ん十年ぶりのループ橋に感激しながら下ると再びの春模様に安堵感を覚えるが、向かう氷上山上部は白く冬模様。テンションが上がったり下がったり、竹駒神社から玉乃湯へと急ぐ。
杉林の中に続く林道を5分ほど進むと右側に登山道が現れ、車道から離れて小さな沢に向かって少し下る。沢を渡ると本格的な登りが杉林の中に続き息も上がる。やがて雑木林が混じり出すころ、ゆきが氷を隠して滑りやすい傾斜へと変わる。先を行ったと思われる人の足跡をたどりながら、尻餅をつかないよう慎重に高度を稼ぐ。出発から約20分、最後の杉の木である一本杉に着き、上着を一枚脱いで火照った体を乾かす。
鹿やウサギの足跡が、至る所で雪上を横切っている。ガスがなければ広田湾等が木の間から見え隠れはずだが、冷たい風と粗目雪が顔をなで、目立ってきたツツジの小枝が耳を叩く。膝を庇いながら平坦部を黙々と進むと少し登り西の祠が建つピークに出る。景色の良い場所ではあるが、少し立ち止まり風景を思い出して我慢をする。ここからすぐに下り道となり、避難小屋の建つ広場に出る。
下りは速い、13分ほどで小屋に着く。気仙沼から来たと言う3人組が、ストーブを暖めていた。早いが昼食を取りながら皆さんと談笑・・。吉家さんが、6月には開通するから是非栗駒へと宣伝すると「数年前の栗駒山山開きで、某新聞にインタビューされ写真が載った事がある」と言うグループだった。小屋には何でも揃っているが、地元の方の了解がなければ使えない様子。良識ある利用を心がけたいものだ。
再び氷の隠れた急傾斜。下り道なだけに、全員更に慎重に足を運ぶ。太い桂の木を過ぎると、程なく車道に出る。靴を履き替えること無く、玉乃湯に直行するが駐車場は満杯状態。少し離れた所に車を止めてのんびりと温泉に浸かり汗を流す。山の魅力に取り付かれたと言う叔父さんや、地元の温泉好きの叔父さんに須川温泉を宣伝しながら暖かい話で談笑・・。久しぶりの雪山散策は、なかなかのものでしたねぇぇぇ・・。摺沢のラーメンも、うんめぇがったちゃねぇぇぇ・・。 阿部 記 コース時刻:一ノ関7:25(車)8:45玉乃湯上部登山口8:55−9:15一本杉9:25−10:45山頂10:55−11:08避難小屋12:10−12:47一本杉−13:08登山口 |
H22.1.24
金華山(445.2m、宮城県石巻市大字鮎川字金華山) 山行者:沖
鮎川港と金華山を結ぶ定期船は10時から14時まで二社が交互に30分おきに運行していて便利で、所要時間約20分を山登りとはいえ遊覧船を楽しめるおまけもある。鮎川港に到着すると直ぐに次に出向する船の案内があり、乗船する船会社の人から駐車場所に誘導してもらって、乗船券片道分900円を購入して20人乗りのジェット船に乗り込む。乗客の中には登山者が一組みだけいて、結局この年配夫婦と山頂から下船まで同行することになった。 桟橋を降りて金華山黄金山神社と書かれた石碑、立派な鳥居を潜って、舗装路を緊張の面持ちで少し速めのペースで登っていく。先行する二人のピッチは早くて、離されないように付いて行くのがやっとの状態だ。車道と分かれたところから早速鹿の歓迎を受けて、いかにも金華山と言う印象を受ける。黄金山神社の拝殿で山の無事、旅の安全、健康祈願、家内安全、商売繁盛などをいつものように盛り沢山に祈願して、右脇にある登山道を登っていく。
登るに連れて段々と調子が出てきて幹が瘤瘤したブナを過ぎた辺りで、先行していた夫婦に追いついて暫くは話をしながら登っていく。聞くと雪降りしきる秋田市を早朝に出てきたとのことで、雪の無いこの山に驚いていた。金華山の沢コースの登りは風もなく太陽が容赦なく降り注ぎ、陽だまりハイクに最高の状態になってきた。厚着をしていた夫妻が休憩するところで別れて、谷間の景色などカメラに収めながらマイペースで登っていく。
ブナの根っこが異様な瘤コブをこしらえて、地中に潜れず表面に特別大きく張り出しているのを見つけた。生存をかけて必死に大地に食らいついているさまに、敬意をもって頑張れよと言いたくなる。 標高350m辺りだろうか、水神社が二体の地蔵様に守られている地点を通過する。この辺りから谷がぐっと浅くなり、稜線が近くなってきたことを感じさせられる。 その先少しの登りで稜線の八合目に到着、ここは正面に三陸の海が見え気持ちの良いところだが、風の通り道に当たっているようでブナの枝が歪曲し風が冷たい。一気に汗が引き、鼻水が出てきて困ってしまう。吹きさらしの稜線をペースを落とさず一気に山頂に到着する。所要は丁度桟橋から一時間、標高差約450mを一気に登ったのだから結構きつかった。
一気に登った山頂には海上安全、大漁豊漁の守護神である大海祇神社があり、その左横に二等三角点(点名:金華山、標高:445.22m)が埋設されてあった。ただ山頂にあった標高を記載した標柱には「頂上444.9m」と記載されていて、ちょっと違和感を覚えた。南方向に石のベンチとテーブルがあり、風当たりを避けてその下の南向きの暖かい芝生に鹿の糞に気遣いながら腰を下ろす。
このルートが樹木の奇形をもっと沢山見ることが出来て楽しかったが、船の出港時間ときわどい勝負になってしまった。自分たちの採ったルートは山麓の樹林帯から黄金山神社の境内に至る道で、境内から舗装路を駆け下りて桟橋に戻った。 辛うじて出港する船に間に合い船上から遠ざかる島を眺めていると、利尻山を小さくしたような海上から山頂に一つの三角形が出来上がっていくのが分かった。火照った体を海風で冷ましながら遠ざかる島や、スクリューの波しぶきを眺めているうちにあっという間に鮎川港に戻ってきた。 帰路は「石巻しみん市場」に寄り道をして、一人ぐらしの食材を買い求め、藤沢町館ヶ森の日帰り湯(まさぼうの湯:入浴料500円)で山の汗を流した。 コースタイム:大東町摺沢7:30==(約120Km)==10:18鮎川港10:30〜(900円)〜10:50金華山桟橋10:51---11:02金華山黄金山神社11:08---11:38水神社---11:50金華山山頂(445.22m:軽食)12:05---12:17二の御殿---12:58金華山桟橋13:00〜(900円)〜13:20鮎川港13:45==(約120Km)==17:30大東町摺沢 |
H22.1.17
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竪破山(たつわれさん・658.25m:茨城県日立市十王町大字黒坂) 山行者:沖
袋田の滝が最近の冷え込みで結氷したことが報じられていたので、滝見物のついでに周辺の山を登るべく地図を見ながら適当な山を物色した。袋田の滝に一番近い久慈男体山には何度も登っているので対象外とし、地元の人が良く歩く山だと聞かされていた土岳が以外と近くにあるのが分かったので、今回はその土岳を登ることにした。
地図を見ると土岳は竪破山と近く、しかも林道を越えて直ぐの場所にあることを知り、どちらも簡単な山だから二山を一緒に登ろうと計画した。四半世紀前に登ったと言う記憶だけがある竪破山を最初に目指したが、以前は何処に駐車したのかさえも記憶が無く、同じルートでの入山であるが記憶は全く蘇ってこない。とにかく唯一の記憶は山頂付近にある山名の由来になっている太刀割石の印象だけだ。
薄暗い檜林に入って直ぐに後生車が備えられていて、それを少し回してから階段状になった真っ直ぐ続く登山道をゆっくり登りだす。登り出していくらも経過しないうちに早速不動石が登山道脇に見えてくる。岩の上に引き水されて流れ出た水が凍り、見事なツララが岩の周辺に刃物のように付着している。余りに立派なツララだったので思わずカメラを出して記念写真とする。家内が杖で叩いて一本折ってみるとシャリーンと良い音を残してツララが細かく砕けた。やっぱりこの辺りは茨城県でも特別寒いところだと妙に感心してしまう。
家内が仁王門の急階段を登りたくないと言うことで、太刀割石のほうに向かい緩やかな傾斜の登山道を登る。登山道の両脇には大きなブナの木が何本も上空に向かって枝を伸ばしている。案内板に偽りが無いようなブナの林と太いブナが何本も見受けられた。
岩を一周して右に折れて釈迦堂に向かう。途中米平からの道を左に見て真っ直ぐ進むと左に釈迦堂が見えてくる。釈迦堂でいつものお祈りを行い、境内にある舟石、甲石を眺める。そして釈迦堂左側から延びる急な石段を登りきって黒前神社拝殿に到着。ここでも山の安全、家内安全、商売繁盛、健康祈願など盛り沢山のお願いをする。そしてその先にある竪破山山頂へと向かう。
竪破山山頂には二等三角点(点名:立割山、標高:658.25m)が埋設され、鉄骨製のループ階段による展望台が建てられていた。いつもの儀式で三角点にタッチした後、さっそく展望台に登り山の展望を楽しむ。東に太平洋、南に高鈴山、神峰山、南西に筑波山、加波山を同定。今日は霞が強く視界は今一つだったが、視界がよければ富士山や日光、那須の山々も見えるとのことだ。北東には山頂部が原っぱになった土岳が間近に見える。四周の樹木がもう少し背が低ければもっとよく見渡せたろうにと思うが、自然の変化は建設当時と違うのは仕方がない。 土岳(599.74m:茨城県高萩市大字大能) コースタイム:竪破山黒前登山口駐車場12:00==(約10Km)==12:25土岳小滝沢登山口駐車場12:30---12:57土岳神社奥ノ院分岐---13:03小ピーク(山頂まで後10分地点)---13:13土岳山頂(599.74m:軽食)14:03---14:33土岳小滝沢登山口駐車場14:45===袋田の滝へ
土岳は花貫渓谷の中枢部に位置し付近一帯がキャンプ場として整備され、登山ルートも最もポピュラーな小滝沢ルート、竪破山からの林道沿いにある中戸川ルート、多分一番楽に登れると思われる坂ノ上ルートと3つの登山口が整備されている。また土岳山頂部はファミリーハイキングとして山頂で憩えるように過剰なほど手入れがされていると、事前のネット情報で読んだ。
登山口は駐車場の右手前にあり、遅い昼食を山頂で採るべくコッフェル、ガスコンロをザックに詰めて早々に登山開始。登り始めは杉、檜の針葉樹で薄暗い林の中に入っていくが、足元は良く踏まれてしっかりしている。しばらく谷筋を歩いてから尾根へ登り詰めるため少しジグザグに進路を変える。少しずつ傾斜が増してきて登山道も根っこを踏みながらロープで仕切られた範囲内の踏み跡を拾って登る。
針葉樹の植林帯を抜けると尾根筋に出て雑木林になり、一気に気持ちよく登れるようになる。しかし喜んでばかりはいられない。尾根筋の道は段々石ころが増えてきて、傾斜も急になってくる。登り始めて20分過ぎから15分間ほどのところが一番きついところで、「大黒石」の手前付近から「土岳神社奥ノ院分岐」過ぎまでが所謂胸突き八丁だ。
早速山頂到着の儀式として三角点に軽くタッチして、お湯を沸かすべく風下の場所を探す。馬酔木の枝が大きく張った場所でコンロを取り出して昼食の準備をする。お湯が湧くまでの間に展望台に登って山の展望を楽しむ。土岳の展望台は足元から視界が良くて空気が澄んでいれば最高の展望を得られるが、生憎この日は霞が強くて筑波山、加波山がやっと確認できる程度だ。南西に竪破山が見えるが展望塔は樹林に溶け込んでいて見えない。 |
H21.12.9
五葉山 山行者:浅沼、森 文:森
登山者は我われだけ。登山者名簿を見ると昨日も1組くらい登っているようだ。身支度をして出発。日陰の部部には少し雪が残っているだけで、霜柱を踏みながらゆっくり登る。左前方に真っ白な須川岳が光っている。このままだと360度の展望が楽しめそうである。 風も無く快適な登山日和である。畳石で一息入れて歩き出す。7合目からは積雪も1センチくらいでスパッツなしでも大丈夫。9合目まで登ると、しゃくなげ山荘の紅い屋根が見えてくる。葉の落ちた潅木の枝先に霧氷がついていて触ると「カラリン」壊れて落下する。
畳石まで降りると、風も無く日も射してきた。今朝登山道に残っていた雪も解けていたので、滑らないようゆっくり楽しみながら無事下山する。帰りは温泉で汗を流して帰路に着いた。 コース・タイム一関7:00発 赤坂峠登山口9:00 9:18発 畳石10:00 7合目10:30 9合目10:50 しゃくなげ山荘10:55頂上11:25 日の出岩11:36 しやくなげ山荘11:50 昼食 12:30発 畳石13:30 登山口 13:35 |
H21.11.28
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冒頭から苦言みたいなことを書いたが、本来の里山はこの翁倉山のようだった。いつの間にか嗅覚に頼らなくても歩けるような山ばかりになっているなかで、この翁倉山は比較的里山らしい雰囲気が感じられた。まず登山口になる車道から林道への入口が分かり辛い。「新田屋敷」と書かれた標識に沿って右折して細い路地道を入っていくと、谷間の道になり舗装も途切れていつの間にか林道になっている。それより少し奥に走ると、車が数台駐車できる退避場のようなところが登山口となる駐車場だ。先行車は2台。この地点で標高は大凡90m程度だ。
歩き出すと直ぐに林道が二俣になっていて、左側に小さい案内板が置かれてある。見落としそうな標識だが、それを過ぎるとこれまた直ぐに大きな山桜の幹に小さな標識がかかり、左の斜面に登るように矢印が示されている。その先は虎ロープで、のっけから急坂の厳しい登山道だ。これをクリアして一旦稜線まで出ると緩やかな登山道に変わる。でも松喰虫で枯れた赤松が登山道を塞ぎ、他にも倒木が行く手を塞ぐようなところが多々あり、またいだり潜ったりと、とにかく疲れる。
標高340m辺りから尾根が急になる頃、稜線から逸れて西側にトラバースするように緩やかに勾配をあげつつ、西から繋がった主尾根に乗り移る。ここまでほぼ一時間の所要だった。息切れしていたがそのまま休憩もせずに一気に登ろうとして、合流地点から先の急勾配を直進すると、登るにつれて傾斜が増し虎ロープが張られている。急勾配を虎ロープの助けを借りつつ我慢して登って緩傾斜になったところで、「マツタケ取るな」の趣旨の看板があった。その先に更に急傾斜が続き虎ロープが張られて居て、さすがにこの急傾斜を越したところで息切れして少し休憩。お茶も美味しいが林檎が何よりおいしい。
そこから山頂まではほんのわずかな距離だったが、樹木の間から北上川の河口が見え隠れするようになり、気持ちもぐっと楽になった。
北上川の河口付近は登米地方から下流域に葦が茂る自然豊かなところであり、太平洋に注ぐあたりはどんな景色が見られるのか非常に興味があった。今回、翁倉山から大河が海に交わるところを眺めて、意外と水量が少ないなと驚かされた。上流で新旧河川に分水して回される水が少なかったからだろうか、だから翁倉山は雨乞山であったのか。 硯上山(標高:520.17m、宮城県石巻市大字雄勝)
車止めのゲートをまたいで車道並みに整備された遊歩道をゆっくりペースを意識しながら歩く。山頂まで2.1Km、標高差約170mであり、40分が大凡の目安だ。所々に標識があり、いかにも遊歩道と言う雰囲気だ。途中に水場と荒れて使い物にならない休憩小屋を通過。この場所は谷間にあって地図には登山道が下に通じているはずだが、今は誰も歩かないのか踏み跡らしき痕跡も見出せない。
山頂手前0.5Km地点で道は二手に分かれるが、時計回りに左側にルートを採った。右側ルートには自然散策路と名付け区別していた。手前0.2Km地点で味噌作部落からの道と合流し、最後の直線道を一気に登りきると、山頂広場に到着した。太陽電池パネルを張り巡らして相当背の高い硯上山のシンボル的存在の電波塔が一基、その奥にこじんまりした東屋が一棟ある。芝生の張られた山頂広場の真ん中ほどに、こんもりと高くなった場所に二等三角点(点名:硯上山、標高:520.17m)がちょこんと白い頭を出していた。
三角点の周りは芝生だけで、標識も三角点を守る石の囲いも無く気の毒なほどだ。その三角点に軽くタッチして恒例の呪文を唱え、大きく広がった展望に見入る。眼下に雄勝湾が綺麗だ。南に霞んでいるが、金華山がピラミダルでスタイリッシュな姿を見せてくれる。先ほど登った大六天山は何処かと探すが、電波塔が一つだけの山は幾つか見出せるが、二つの山は見つけられず同定できなかった。また西方向は視界が開けてアンテナが目印の山が幾つか見えたが、北側方向に見えるはずの肝心の北上川やその後方にある翁倉山は樹林に隠れて見出せなかった。広い山頂だったからもう少し動き回れば視界の開けた場所から、目的の山や川を見つけることが出来たかもしれない。
先行車があったにもかかわらず無人の山頂で「あれっ?」と思っていたが、自然散策路経由で単独行者が登ってきた。向こうも誰も居ないはずの山頂に私が居たことに驚いていた。幾つか話を聞いたところでは地元の人で健康登山を目的とし、山頂直下でゆっくり休憩してきたとのことだ。 大六天(だいろくてん)山 (標高:440.25m、宮城県牡鹿郡女川町大字高白浜)
海辺の山だからか、何処となく雰囲気が異なるが理由は分からない。ナラ、カエデの類が多く、所々に松、檜が目立つ樹相の中の緩やかな道を、ゆっくりを心がけながら登っていく。登山道の所々で倒木があり行く手を阻まれるが、これは今年10月三陸沖を通過した台風18号によるものなのだろうか、大きな木も根こそぎ倒れている。
そのあと、薄暗い檜の植林地の中の参詣道に入り、三国神社を目指す。ほんの数分で目指す三国神社が双耳峰の南側の高みに朱色に彩られて建てられていた。その隣には寄進された立派な釣鐘が吊り下げられていて、祠でいつものお願い事を済ませた後、慎重に一突きさせてもらった。「ゴーーーン」と少し低めの柔らかい音が暫く山中に響きわたって厳かな気分に浸れた。
また説明書きにある六界欲天とは他化自在天 化楽天 兜率天 焔摩天 ?利天 四天王天のことで、他化自在天(たけじざいてん)は、欲界(地獄より天上まで)の最高位、また天上界の第六天、欲界の天主大魔王である波旬(はじゅん)の住処。この天は、他人の変現する楽事をかけて自由に己が快楽とするからこの名がある。この天の男女は互いに相視るのみにて淫事を満足し得、子を欲する時はその欲念に随って膝の上に化現するという。天人の身長は三里、寿命は1万6千歳という。ただし、その一尽夜は人間の1600年に相当するという。(出典:ウィキペディアによる) コースタイム:大東町摺沢5:40==(登米IC,石巻河南IC@無料、約100Km)==7:30大六天山駐車場7:40---8:08大六天山(440.25m)8:17---8:21三国神社8:26---8:45大六天山駐車場8:50==(約33Km)==硯上山へ |
H21.11.13
青麻(あおそ)山 (標高:799.49m、宮城県刈田郡蔵王町) 山行者・文:沖
高速道路1,000円が染み付いてしまったが、この日はまだ金曜日でその恩恵に浴しないため、出来るだけ安価に通勤割引範囲内で走行すべく国道4号を併用した。ところが出発がやや遅れたことや途中通勤渋滞などで9時前の入口通過が怪しくなったため築舘ICまで届かずに高速道路に入ってしまった。
山頂に向かって登山道の左側は杉の植林地、右側はナラの雑木林が続き傾斜もそんなにきつくは無い。あと10年もすれば杉が延びて登山道の印象は相当変わるだろうと思いながら、右手に所々に残るもみじを愛でながらゆっくり登っていく。何しろこの2日間は満足な食事はしていないし、前日からは何も食べてない状況での山登りでありピッチは一向に上がらない。
誰も居ない山頂でいつものように三角点に軽くタッチし、祠の前で両手を合わして盛り沢山のお願い事を行なう。小雨模様だった天候も山頂に居る頃からいつの間にか止んできたようだ。ただガスが晴れず、双耳峰の「あけら山」には行かず、往路をそのまま戻ることにする。
下山していると時間と共に山頂部までガスが消えていき、登山口に到着したらすっかり青麻山が姿を見せてくれた。ベールを脱いだ青麻山は山肌を真っ茶色に染め上げ、小雨に濡れてしっとりと落ち着いて優しそうだった。 その後、白石蔵王駅で家内と合流し、「JR大人の休日」のコマーシャルで吉永小百合の食する白石温麺の店を横目に見て、小原温泉へと向かう。 コースタイム:大東町摺沢7:30==(若林金成IC,白石IC@1550円)==10:25青麻山電波中継所10:40---11:25大岩---11:40青麻山山頂(標高:799.49m)11:50---12:00大岩---12:35青麻山無線中継所12:55===白石蔵王駅へ (走行距離:約155Km@往路) |
H21.10.18
和賀駒ヶ岳 山行者:森、浅沼 記:浅沼
阿部さん歓迎登山をすると言いながらなかなか予定がかみ合わず、やっと日程調整できると、折角の阿部さんの参加が得られず森さんと和賀駒に行くことにする。この日は市内一斉清掃それが済んでからとの事で7時過ぎの出発とする。 前沢からの基幹農道に入り長岡温泉を目指し西進すると道はだんだん狭くなるが、木々は紅葉。以前はマイクロバスが木の枝にぶつかり大変だったとのことでしたが今日は枝は邪魔にならず。登山口到着8時20分。駐車場には福島ナンバーのバンが1台のみ。身支度し登山者名簿を見ると今日の登山者はなし、我々のみのようだ。(バンの方はきのこ取り?)
赤黄色に色づいた雑木林の中を淡々進と間もなくブナの大木、今を盛りと紅葉の競い合い。ややきつい勾配を登りきれば其処はこれから目指す駒が岳と経塚がくっきりと目の前に、ここは駒が岳下賽の河原、小休止。この辺は紅葉も過ぎ木々の葉は茶色かかる。多少のアップダウンそして登りきれば赤い老朽化した奥宮が目の前に、昭和36年建立老朽化により来年の秋に立て替える旨記してある。360度の展望が利くとの事だが今日は早池峰、岩手山は雲で見えず。経塚・牛形山・遠くに須川も見えた。
山頂北側から5人の登山者。山頂に着くやスケール、ツルハシ、ピン、金槌を出して周りを測るや、工事用テープを付ける。話を聞くと来年この奥宮の建て替の請負人とのこと。コンクリート造りの奥宮の取壊しにヤレハンマーだ、ドリルだ、発電機が必要だがどの様にしてここまで揚げるのか議論が集中していた。
コースタイム:一関7:20〜8:14登山口〜9:40駒ケ岳下賽の河原〜9:47上賽の河原〜10:03頂上10:53〜12:03登山口13:00〜14:00駒子の湯15:00〜16:00一関 |
H21.10.24
焼石岳 山行者:吉家・阿部 記:阿部
小一時間で、ツブ沼登山口に到着。震災の影響で中沼登山口に行けない事を残念がりながら、体重を軽くして身支度を整える。8時チョイ過ぎ、ツブ沼駐車場を出発する。登山口は新道との交差点に移動し、立派な登山届け用BOXが備え付けられている。本日の登山予定を簡単に記入して、手摺りの付いた階段を登り始める。
最近体調の衰えを感じてきたもの同志、ゆっくりマイペースで行きましょうと急がず黙々と高度を稼ぐ。休みを取らず50分程進むと金山沢に到着。小屋泊まりの下山者と談笑しながら少休止とする。
少し進むと一旦下りとなり、やがてやや平坦な道がしばらく続く。下界は晴れているようだが、頭上は高曇り状態。気温もやや高く10度を越している模様。結構暑く、め一杯腕まくりをして先を急ぐ。再び金明水小屋泊まりと言う単独行者、数名とすれ違う。後発の登山者数名とも道を譲り、倒木に生えると思われる茸を探しながらのんびりと高度を稼ぐ。
名残惜しいが、40分ほど景色を堪能して下山に移る。東焼石方面から2名が下ってくる様子。銀名水上部の草付き付近で道を譲ると、20代と思われる元気の良い若者だった。話を聞くと、この日のうちに夏油から縦走してきたとのこと。銀名水で出会った女性の方も素晴らしいが、この若者達も素晴らしい足をしている。程なく銀名水で休んでいる若者に再会、しばし談笑して急ぎ足で去っていった。
コース時刻:ツブ沼登山口8:08−9:01金山沢9:10−10:56銀名水11:03−12:21山頂13:02−14:05銀名水14:32−15:54金山沢16:05−16:48登山口 |
H21.10.17
| 泉ヶ岳 (標高:1175m、宮城県仙台市泉区福岡) 山行・記者:沖 紅葉の見頃もかなり標高が下がってきたこと、今年は例年よりも一週間程度早回りしていることなどから高い山より低山、しかもそれなりに楽しめる山を登ろうと思案した結果、未知なる泉ヶ岳へ出かけることにした。
リフト上駅で下車してそのまま岡沼を目指してススキの原を進んでいく。小さな尾根を越えて下ったところが岡沼だ。普段は水が涸れている事が多いと書かれていたが、この日は涸れるどころか溢れていて登山道も冠水していて通れない。正面に目指す泉ヶ岳が優しい姿ででんと座って裾野を広げている。左に踏み跡を辿っていくと、靴を濡らすことなく無事に登山道に出て、再び山頂を目指す。
表ルートの岩場の急斜面の登りとはどんなのだろうと思いながら、一歩一歩山頂に近づいていく。標高が増すほどに頭上の紅葉が一段と艶やかになって赤色、黄色が青空に映えてくる。人声が聞こえてきたら滑降ルートの合流地点のかもしか平だった。ちっとも平らなところが無いぞと思いながら、そのまま登っていくと割りと簡単に泉ヶ岳山頂に飛び出した。
四周の景色に感動しながらだったので比較的簡単に山頂に到着した。北泉ヶ岳山頂には二人の先客がいたが、まず三等三角点(点名:浦泉、標高:1253.11m)にタッチし、近くにいた人にお願いして記念の写真を撮ってもらった。残念ながら山頂からの視界がごく限られていて北側に少しだけ木立が透けていて、そこから僅かに桑沼が覗き込める程度で山頂も広くはない。
三叉路で往路と別れて水神コースを採るように下り、大勢が休憩している水神に下る。水神でヒザ川を石伝いに渡り、そこから少年自然の家までは広くてよく踏まれた登山道を緩やかに下っていく。整理体操をするような気分で、ゆっくりフィナーレに近づいていく。山登りを終えて駐車場に戻って泉ヶ岳山頂を見上げると、沢山のパラグライダーが上空に舞っていた。 コースタイム:大東町摺沢6:45==(一関IC,泉PA@1000円)==8:40泉ヶ岳スキー場駐車場8:55---9:00リフト下駅(標高550m)9:03--(約10分@400円)--9:13リフト上駅(標高760m)---9:25岡沼---10:17かもしか平(かもしか・滑降ルート合流地点)---10:26泉ヶ岳山頂(標高:1172.05m)10:41---11:10三叉路---11:35北泉ヶ岳(標高:1253.11m、昼食)12:08---12:31三叉路---13:08水神---13:17水神平---13:50泉ヶ岳スキー場駐車場14:00==(大和IC,一関IC@900円)==17:00大東町摺沢 (走行距離e往路:約120Km,復路:約115Km) |
H21.10.11
摩耶山(標高:1019.70m、山形県鶴岡市大字越沢)
約一ヶ月近く前にこの摩耶山に登ろうと家内と二人で現地まで来て、関川ルートで入山したものの天候に恵まれず追分の手前半ばの尾根ルートとの合流地点までで早々に撤退。越沢にある「まやのやかた」で美味しい手打ち蕎麦を食べて気晴らしをして引き上げた経緯があり、今回は越沢ルートから一ヶ月ぶりのリベンジとなった。ところが前夜泊の鶴岡からここまでの道中にコンビニも食料品店も無く、山での食事は前日の残り物のパンと果物、それに車食用のお菓子少々。お茶だけは宿で貰っていて不足は無いが、この程度の食料で登れるのか甚だ不安だ。
すぐに沢に下りて渓流に掛かる橋を渡り左岸に移って、ダイモンジソウの咲く湿っぽく滑りやすい岩場をへつる様に進む。コースタイム通りの時間で初心者コース、ベテランコースの分岐に到着。先発隊は皆、初心者コースを採ったようである。初心者コースは直ぐに小さな滝を巻いて上部でその沢を越えなければならず、その沢越えでおばさん連中はもたついて時間がかかるため、先発隊の行動が下(後方)からでも分かってしまうことによる。 沢越えの足場は滑りやすく緊張するが、ポンポンと渡ると簡単に通過できる。ところが家内は一歩一歩を確実に滑りやすい足場に置こうとするので、かえって危険で見ちゃいられない。杖を出してバランスをとらせ、足場を教えてようやく脱出。あとは体力勝負の登りが待っているだけだ。 杉林からブナの森に植生が変わると歩いていてホッとするが、標高が少しずつ高まるに連れて緑色が徐々に薄れて黄色味が濃くなってくるグラデーションが何とも言えず美しい。急坂もなんのそのだ。よく見ると急斜面に育った樹木の幹は弓なりに大きく反ってから上空に伸びている。
関川コースとの分岐地点の追分に到着。ここはブナが綺麗な所で、幅広の稜線上に延びた登山道が山頂に向かっている。ゆっくり休憩して山頂への体力、気力を充電する。持参した梨をほうばる。水分たっぷりで甘くて美味しい。先ほどの山葡萄とはまた違った野性味に乏しいが優等生の味がする。小腹を満たすために乏しい食料からチョコレートとパンを少し食べる。とにかくこれで山頂まで頑張るしかない。 気合を入れ直して稜線上のブナ林を眺めながらゆっくり確実に標高を稼いでいく。足元が湿っぽくなって谷間の道になると水場があり、避難小屋は直ぐその上のブナ林の中にあった。追分から以外と近い距離にあった。避難小屋の中を覗くと壁には刈り祓い用の草刈機が掛けられていた。床は張られてないので土間にシートを敷いて休むようになる。 避難小屋から先も暫く緩やかな登りが続き、山頂稜線部を見ながら赤味を増した尾根を進む。尾根にロープが掛かり「鼻くくり坂(八合目)」という看板を見ると、胸突き八丁になり最後の頑張りどころが続く。山頂までもう少しと言うところに六地蔵があり、家内はそこで力尽きて休憩。少し充電して再び歩き出すとものの10分で待望の摩耶山山頂に到着した。山頂直下で倉沢コースからのルートが合流し、眼下に鉾ヶ峰(中の山)と鑓ヶ峰(南の山)の岩峰が見える。足元が切れ落ちているのが分かりゾクゾクッとする一瞬だ。その先には山頂まで東側が急峻な谷になっているので、ずっと西側潅木に沿ってロープが亘されている。緊張しながら先発隊が憩う山頂に到着だ。うれしい。
背後には日本海が水平線を示していて、粟島が微かに見える。温海温泉の北にある温海岳はほぼ同定できるが、新潟県境の日本国はどの山だと探すが断定できない。その他の山については初見参がほとんどで、正直言って名前すら知らない山域だ。
摩耶山の狭い山頂には大きな18cm角の一等三角点と、その傍に「摩耶山1,019m」と書かれた標柱、随分アバウトに描かれた展望板が設置されている。狭い山頂にいつまでも憩っているわけにも行かず、滑って転ばないうちに早々に下山準備をする。念のためにベテランコースの降り口まで足を延ばして確認したが、急坂を一直線に下っていて滑りやすくて下りに用いるのは大変だと納得して諦めた。ここから山頂部を眺めると東側が切れ落ちていることが良くわかり、家内ではないが「お尻がもぞもぞする」という気持ちが良くわかる。
無事に下山し、気になっていた山を一つ登りホッとする。お陰さまで大満足状態で、越沢名物の蕎麦も食べずに帰路に就いた。 沖 記 コースタイム:越沢林道入口8:55==(約2.1Km)==9:00越沢登山口9:25---9:50初級・上級コース分岐9:52---10:32七ツ滝分岐10:35---11:00追分(関川ルート分岐)11:10---11:20避難小屋---11:52六地蔵12:00---12:10摩耶山山頂(標高:1019.70m、昼食)12:55---13:38追分13:43---14:10七ツ滝分岐---14:40初級・上級コース分岐---15:05越沢登山口15:20==(約2.1Km)==15:25越沢林道入口 |
H21.9.27
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大東岳 (1365.55m:宮城県仙台市大白区秋保町馬場岳山)
山形県の甑岳に登った折、船形山かと見紛う様な台形型の大きな山が大東岳だと知り、いつかは登ろうと機会を窺っていた。一週間前の葉山(村山)に登った折も、大東岳が船形山と肩を並べるように立派に見えて、早くおいでと誘われているようだ。そのチャンスは直ぐにやってきた。連休直後の週末、天気予報は東北地方は好天に恵まれるはずだったが、朝から曇り空で奥羽山脈にはずっと雲が張り付いていた。東北道を南下して西側にある栗駒山や船形山をチェックするが、背の高い山はどこも見えず天候回復に期待しながら目的地に向かう。
ナビに導かれて仙台宮城ICで高速を降り、R48、R457を繋いで二口温泉に到着。温泉入り口にあるビジターセンターの先に大東岳登山口と小さな駐車スペースがある。センターが開館していればトイレを借りようと思っていたが丁度職員の出勤時間と同じだったため、駐車場のゲートを開けるところから待つようでは先が長いと諦める。
長丁場覚悟で緊張しながら出発したが、行けども行けども沢から離れず、杉・檜の植林された薄暗い登山道に話し相手の居ない単独行では段々と気持ちが滅入ってくる。合目標識が一合目から順に均等に配置されていて、大凡15〜20分で一合を通過する勘定だ。
五合目は谷からトラバース気味に登りきった尾根に出た地点にあり、ここだけはいかにも五合目と言える場所に設置されている。この場所から船形山が見えるようで標識に船形山展望所とあったが、今日はガスっていて樹林の先は白く閉ざされている。
八合目はブナ林の少し開けた泥んこ道が広がったようなところにあり、ここから先は山頂に向かって胸突き八丁の急坂が待っている。地図上で等高線が密度濃く書き記されており、踏ん張りどころを前に再度体調を整える。
山頂の隅っこに座る場所を確保して昼食をしながらガスの晴れるのを待つが、時々青空が覗けるものの遠望はまったく叶わなかった。でも気になっていた山に登っただけで大満足、大きな一等三角点を眺めながらの昼食は心地よかった。 |
H21.9.26
須川岳 パトロール 参加者:森・吉家・阿部
心なし背丈の高くなった灌木帯を抜けると、程なくお花畑に着く。山頂に向かって雲の帯が進むのが見える。木道脇には、咲き残ったウメバチソウがポツリ・ポツリ覗いている。草紅葉が素晴らしいと言いたいところだが、ヨシの勢力が増して6割方ヨシヶ原となっている。ゆげ山を望めば、気温が低いせいか吹き出すガスの量が増えているように見える。
水場を過ぎると灌木帯に入り、傾斜も少々きつくなる。細い丸太の階段は段差が大きく息も上がり出すが、今のところ膝の調子は上々。道に迫り出した小枝に注意しながら、黙々と高度を稼ぐ。小学生らしき少女を連れたご家族もしんどそう立ち止まり、に道を譲ってくれる。見栄を張るかのように、空元気を出してそれに応える。小さな沢(ゼッタ沢)を渡ると見晴らしも良くなり、昭和湖までもう一踏ん張りだ。
また、段差の大きくなった丸太の階段。周りの灌木も、9年前より全体的に背が高くなったようだ。何度か枝が頭をかすめる中、慎重に高度を稼ぐ。以前は見えていた昭和湖も良く見下ろせず、立ち止まることなくしばし息を上げる。何とか灌木帯を抜け出すと、山頂部は雲に覆われて見えないが、グリーンと錦に染まる斜面が広がり大感激。時折スポットライトのように陽が射し、鮮やかさを増す。汗ばんだ体をなでる風はさすがに冷たく、幾分強くなってきているようだ。
単独行の女性も帰り、1時間ほど談笑して源流部に戻る。笊森山荘からの道は刈り払いされて快適な道になっているが、水場からの灌木帯は、道の一部が腐って歩きづらい。泥を跳ね上げないように注意しながら黙々と進む。やがて視界が開けて自然観察路に出る。再び陽が射して、山頂や秣がクッキリと見えるようになった。秣岳に行けなかったことを、少し悔やみながら黙々と下る。更なる灌木帯の下りも段差が大きく、ストックを突きながら慎重に降りる。三途の川を渡る頃には、膝が少し疼きだした。視界が開けた場所で、紅葉を眺めながら立ち止まって小休止。
須川温泉で貰い湯を浴び、ラーメンで小腹を満たし、28日の田部井さん御一行・同伴の打ち合わせをして帰途につく。我としては、9年ぶりに初秋の須川岳を満喫。膝は少し疼くが、大満足の山歩きとなった。 阿部 記 コース時刻:須川温泉8:25−9:00昭和湖9:18−10:28山頂10:55−12:18笊森山荘13:25−15:13須川温泉 |
H21.9.21
葉山 (1461.73m:山形県村山市大字山ノ内)
奥宮まで一時間ほどの行程とガイドブックにあるが、家内はそれでは歩けないのでもっと時間を掛けてゆっくり亀足で歩む。それでも一時間で「まっと沼」に到着。途中、一回の休憩でここまでやってきた。この先から奥宮の頂と三角点のある頂の二つの頂が丸く見えて、ゴールが近いことを感じさせる。振り返ると正面に月山が大きくのっぺりして横たわっている。その左に朝日連峰が横に長く延びている。何度となく似たようなアングルでかわり映えのしない写真を撮っている。
吾妻連峰の左(南南東方向)には蔵王連峰が見渡せる。この辺りの所謂奥羽山脈に至ると雲が多くなって低い山並みは雲に隠されて山座同定が困難になってくる。はっきり同定できるのは大東岳、船形山程度か。奥羽山脈が北に行くほど雲に閉ざされ、神室岳とおぼしき頂が見え出すとまた雲が切れて、甑山の男岳と女岳が認識され、丁岳が少し高くなって識別できる。その左に一際高く聳えているのが鳥海山だ。北方向は奥宮の裏手から綺麗に眺められる。
山頂部には横浜から来たという男三人組が昼食を戴いていた。私たちは下山してから蕎麦を食べようと、軽く小腹の足しにする程度に昼食を済まし、早々に往路を引き返す。山頂部手前の露岩部には蛇が一匹、行きも帰りも顔を会わせて日向ぼっこの邪魔をしてしまった。 帰路は国道を寒河江方向に下ったが、道路は格段に寒河江ルートが良く、入山するなら国道112号線から分かれて458号線に入ったほうが良い。 沖 記 コースタイム:肘折温泉8:20===9:30十部一峠登山口9:35---10:35まっと沼---11:00トンボ沼11:10---11:15奥宮11:30---11:45葉山山頂(1461.73m:軽食)12:00---12:15奥宮12:30---13:20十部一峠登山口13:35===寒河江へ |
H21.9.5−6
| 岩木山・八甲田山 (参加者:渡邊+阿部×3名 いつもの楽しい仲間達) 9月5日 岩木山
11:26リフト頂上駅を出発。一旦、旧噴火口に向けて下り溶岩の固まりの中を少し登ると、程なく鳳鳴ヒュッテが見えてくる。この辺は夏場なら高山植物も花盛りだが、チングルマが少々赤く変わり目立つ程度。少し下ってヒュッテから、本日のメインイベントである山頂までの登りに取り付く。
平坦部を少し進むと、最後の登りとなる。少し冷たいそよ風が、心地よく体を撫でる。相変わらずの岩混じりの道を慎重に進むと、上部の登山者の声が近くなり、程なく岩木山・山頂(1625m)に出る。大きな祠に全員頭を下げ、大岩が散らばる最高ポイントを探す。360度、ガス・ガス・・全く展望は利かないが、数分待つと弘前市街地がパッと顔を出して感激。何となく、岩木山・山頂に立った実感を味わい、各自満足した様子。
計30分程、慎重に下るとリフト駅に到着。リフト、約10分で八合目駐車場に到着して、本日の足慣らしを無事終了する。山麓に戻り、名物の嶽キミをご馳走になり百沢近くで昼食タイム。某系列会社を訪問して酸ヶ湯温泉で宿泊となる。 コース時刻:リフト駅11:26−11:49中間点11:55−12:07山頂12:40−13:13リフト駅 9月6日 八甲田山
10分程休み、大岳へ進む。両側から笹が被さる中を少し行くと、シラビソ等の灌木帯。ほどなく傾斜もきつくなり、岩の混じる歩きづらい道に変わる。下る人や後ろから来る人を交わしながら地道に高度を稼ぐと、灌木帯を抜け出し見通しも良くなる。遅くまで残雪でもあったのか、チングルマやウサギギクの小さな群落がある。この時期にもうけものをした気分。
昼食時間を入れないで約20分で小屋に戻り、毛無岱へと進む。比較的背の高い灌木帯に変わり、風もなくなり蒸し暑い。道はやや安定しているが、時折泥るみが現れ慎重に下る。やがて長い木のの階段が現れ、灌木帯の合間から上毛無岱が見えて気がはやる。最後の一歩を降りると、ミズバショウの大きな葉が湿原の到着を告げる。周辺は黄金色、草紅葉が見頃を迎えている。それに混じったキンコウカの群落も黄色に輝き見事なグラデーションである。大岳のガスも無くなり、八甲田連峰の全容も心地よい。池塘近くの大きな休憩所で、足を伸ばし小休止を取る。
休憩を入れて約5時間の縦走、全員大満足しての万歳三唱。酸ヶ湯温泉宿泊者の特権。タオルに特別風呂が解放されて混雑無しで汗を流す。膝の痛みも吹き飛んだ感じ。全員、大満足の二日間でした。 阿部 記 コース時刻:ロープウェイ頂上駅9:05−10:01赤倉岳10:05−10:43避難小屋10:51−11:14大岳11:26−11:35大岳中間11:56−避難小屋−12:46上毛無岱12:56−14:02酸ヶ湯温泉 |
ほか、各たよりはよも山掲示板バックナンバーに移動しました。
東北地方
| 山 域 | 状 況 |
| 早池峰山 | H19.12.8:うすゆき山荘に石油ストーブが設置されました。灯油は各者、持ち込みとなります。大切に利用しましょう。 |
| 栗駒山 | H20.9.1:国道342号等は「平成20年岩手・宮城内陸地震」の震災を受け通行止めとなっています。従って、各道路が復旧するまで栗駒山登山は出来ません。尚、秋田県側から入れるようになりました。 各県や市町村の道路情報をご確認・ご注視下さい。 H13.11:笊森山荘が新築されました。大変綺麗で、内部は二段棚状で気密性が一段と良くなり、収容可能人数も約1.5倍になりました。トイレは水洗式となりましたが、冬期間は凍結防止のため鍵がかけられ利用できません。大事にに利用しましょう。(情報、吉家氏)
H13.7.3:須川温泉キャンプ場近くに、ビジターセンター開設。
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| 岩手山 | H16.1.8 一部のコースで入山規制がありましたが、H16年7月1日より全てのコースの規制が解除されます。 |
| 焼石岳 | ○中沼コースは、昨年の震災で被害を受けて利用できません。ツブ沼コースは利用できますが、石沼上部付近で道の崩壊が見られ注意が必要です。尚、焼石岳山頂まで約4時間は必要と思われます。往復、最低でも8時間は掛かるものとして計画しましょう。 |
その他の地方
| 山 域 | 状 況 |
| 浅間山 | H16.9.1噴火のため入山が規制されています。 |
| 男体山 | H15.10 男体山の標高は1893年に計測された2484mだったが、登山者からの指摘を受けて再計測の結果、2m高い2486mに110年ぶりに変更された。ちなみに、現在の三角点より11m南西方向の剣の立つ岩の上が最高点とのこと。 |