![]() |
各地の山に関する情報コーナー
(写真がうまく並ばず見づらい場合は、画面示幅を狭めてご覧下さい。)
H22.7.26更新
| 最新山行情報 | ![]() 小岩井の一本桜 |
鳥海山 7月18〜19日(月) 天気 18日晴れ 19日ガス強風 登山者:浅沼
身支度し10時52分登山開始、時間が遅いので登山者はあまり見当たらず。その辺の観光客が目につく。まずは舗装道路を展望台まで奈曽渓谷白糸の滝を眺め尾根沿いの石段歩行賽ノ河原下の雪渓尻から流れる水場で一服“冷たい”足元にはイワカガミチングルマが可憐に咲いている。
食事後泊まりの受付、夕食は6時とのこと先ず荷物を部屋に置き昼寝をすること1時間。また外へ出てみると360度の展望鳥海湖が残雪に囲まれくっきりと見える。よし時間があるから1周することにし、カメラだけ持って出掛ける小屋の脇から草原状の斜面にはニッコウケスゲに交じってハクサンフウロウのピンクのコントラストの良い事。
西の空が6時30分ころより茜色に染まり雲がたなびき幻想的世界それが日本海に映る。明日の天気に期待がかかる。東を観れば鳥海山が夕日に染まりこれまた絵のような世界。7時30分就寝。
その後は全く1人爽快な旅、石段の脇に咲く真っ白のハクサンイチゲやチングルマが朝露を浴びて可憐に咲いている。七五三掛を過ぎるとさっきまで晴れていた空が曇りだしガスが南から吹き付ける、流れが速いからそのうち晴れることを期待し、歩を進める。七五三掛から千蛇谷コースと外輪山コースの分岐に差掛り予定は千蛇谷コースでしたが、ガスがかかっているので雪渓上のコース確認が難しいものと考え外輪山コースに変更する。
行者岳七五三と御室の分岐5時55分ここで朝食とする、休んでいると2人のパーテーが登って来た、下の方から人の声がし、21人のパーテーが強風に飛ばされそうになり次々と登ってくる。聞いたところ徳島県から来たツアー登山者、中高年の男女21人リーダー格の人が端で、1人1人に手を差し伸べ風に飛ばされないように引上げていた。自分もそこを通過しなければならない。先ずは十分腹ごしらえと休養し、レーンスーツの上着だけはおる、ズボンはすっかり濡れているのでそのまま行くことにする。
やっと神社到着風はやみそうにない、ここまで来たこと登頂の安全を祈念し神社参拝し、そのまま登頂へ、風とガスは衰えず、大きな岩に白いペンキで目印、これを見落とすことなくとの注告に従い3点確保で進。岩はすっかりガスで濡れている。何も見えないから怖いもの知らずアッという間に新山登頂“ヤッター” 6時44分ザックを下ろし標示板と並べ記念写真。登頂者もいないし登ってくる気配も無。 下山コースに入ると間もなく胎内くぐりまっ暗い岩の穴を抜ける、ペンキのしるしを見落とさないように慎重に下山する。間もなく雪渓に出会うが、ガスで雪渓を渡り御室小屋行きは心配でしたのでまた頂上目指し、引き返すこととした。“急がば回れ”神社到着7時30分。 昨晩の150人の宿泊者は、ほとんど見られず。どこに行ったことでしょう。外で休むにはガスと風により止して、300円払い小屋の畳の部屋で休憩、行動食をとりコースの確認。そこへ昨晩の横浜のパーテーの5歳のお嬢さんとお父さんが入ってくる。お母さんと他の2人が登頂に行ったとのこと。30分ほど休憩し8時5分神社を出発。 下山に向かってもガスと風は止まずでも前後には登って来るグループあるいは下山のグループもあり心強さを感じながら何グループも追い越し淡々と下山する。御浜小屋到着9時50分。ガスは切れるが晴れる気配はない。軽く行動食をとり最後の下りにスタート。鉾立着11時16分無事下山。登山者名簿に下山記録し車に戻り昼食。 帰りは象潟海岸にある道の駅象潟「ねむの丘」の4階展望風呂(90分350円)に入り2日間汗を流し帰路に就く。 浅沼 記 コースタイム 18日 一関発6:35−10:15鉾立−11:55賽ノ河原−12:30御浜小屋−鳥海湖周回(1時間30分)−15:45御浜小屋 19日 4:15御浜小屋−5:00七五三掛−5:55外輪・千蛇谷分岐−6:44大物忌神社(御室小屋)−7:30新山頂上−7:30神社−8:20外輪・千蛇谷分岐−9:18七五三掛−9:50御浜小屋−10:35賽ノ河原−11:16鉾立−12:40道の駅象潟「ねむの丘」13:40−16:30一関 |
| 秋田駒ケ岳・横岳 (1582.74m:秋田県仙北市生保) 登山者:沖夫妻 コースタイム:大東町摺沢6:00==(約155Km)==8:40アルパこまくさ駐車場9:25==(600円)==9:50八合目駐車場9:55---11:00阿弥陀池11:15---12:00男岳鞍部(ムーミン谷逍遥・昼食)---13:00大焼砂分岐---13:55横岳14:00---14:10焼森---14:50八合目駐車場15:15==(600円)==15:40アルパこまくさ駐車場==(入浴:水沢温泉@500円)==男鹿半島へ
阿弥陀池に近づくほどに咲く花も変化してくる。ハクサンシャクナゲ、ハクサンシャジン、ニッコウキスゲなどが見え出すと、まもなく平坦な道になり阿弥陀池の一角に到着だ。残念ながらチングルマはもう終わっていて、トウゲブキ、ヨツバシオガマ、ニッコウキスゲに主役の座を明け渡している。
大焼砂の斜面に入ると、景色は一変して不毛の地と思えるようなガレ場の斜面にコマクサが一面に咲いている。家内が今まで見たコマクサの群落で一番すごいと感動している。黒っぽい斜面が遠目に見てもピンク色で染まって見え、ピンク色と黒っぽい山肌の織り成す襞模様がくっきりと識別できる。背景に田沢湖や秋田駒ケ岳の一家を入れて、ここでもまた何度となく同じような写真を撮る。至福の時間がいつまでも続く。
天候が回復して大焼砂の斜面の下にムーミン谷、その谷の向こう側に男岳、女岳、小岳の秋田駒ケ岳一家の山々、その後方には田沢湖が見える。和賀山塊も山頂部を隠しているものの、大きな裾を広げて見えている。残念ながら、山座を同定することはできない。大焼砂の登りはザレて歩きにくいが、コマクサの大群落に励まされて苦もなく横岳に到着。横岳からは北側に湯森山、乳頭山から岩手山へ至る山並みが良く見える。残念ながら岩手山の山頂部はガスで見えない。
今回は爽やかな夏山の空気を存分に吸って、沢山の花々を眺め、写真を撮り、のんびりと山を歩いて、会心の山旅を満喫できた。 沖 記 |
![]() まだ1/4程の馬力 |
午前10時、恒例の大噴水の始まり。最初の5分間は、エンジン慣らしのプロローグ。再び噴射を開始して、国道112号にちなんで112mの大噴水となる。 つづき、国宝の五重塔を拝みに、鶴岡経由で羽黒山へ進む。小雨の峠を下ると薄日が射すが、相変わらず月山方面は悪天候の模様。杉林のヒトンチットを感じながら、立派な五重塔を心から鑑賞する。 拝観を終えると、昼食時。鳥居脇の食道で蕎麦を味わい、店のお祖母さんとしばしの談笑。次は羽黒山神社・・と思っていたが、気が変わり月山八合目の湿原へ急ぐ。 |
![]() 国宝・五重塔 |
||
![]() 八合目レストハウス上部にて |
本来ここは、予定外。計画段階で時期が違うと思い諦めていた場所。しかし、尾瀬ヶ原からコウホネが咲き出したとの便り。もしや、月山も・・と思いオゼコウホネを探しにやって来たのだ。 残雪の湿原、ガスで視界の効かない幻想的な湿原。コウホネの咲く池塘を探し当て、見事に咲き出したオゼコウホネに感激。 |
![]() |
||
![]() コウホネの咲く池塘 |
立ち寄ったハイカーとしばし一緒に、懐かしいコウホネを目に焼き付ける。小さな花は約30本ほど。つぼみも3−4本見えている。今週いっぱいが見頃のようだ。 名残惜しく、羽黒山神社に引き返す。かやぶき屋根の修復中だが、明日のお天気回復を祈願する。 志津の旅館に戻ったのは、5時15分頃だった。勿論、温泉と大宴会で満足の一日でした。 |
![]() 月山に咲く、オゼコウホネ
|
||
| 月山登山 7/11 天候が回復してみんな元気はつらつ、登りました。 | ||||
![]() 姥ヶ岳分岐にて |
いつもの駐車場は、関係者の駐車場となり、下の大駐車場に車を止める。姥沢小屋手前で、環境美化協力金の200円を渡し、リフトへ乗り込む。長さ1000m、14分ほどで頂上駅。往復1000円でした。 薄日が射し、朝日連峰を眺めながら牛首を目差す。花々は最盛期。残雪は少なくなり、小学生が100m程のスロープでスキー特訓中。 |
![]() 姥ヶ岳分岐付近から朝日連峰方面を望む |
||
![]() 牛首下鞍部にて |
既に忘れてしまった風景に、新鮮さを思い、軽やかに高度を稼ぐ。頂上小屋の周りには、黒百合の群落・・と、期待が膨らむ。 少し下に鍛冶小屋があったはずだが、見あたらない。・・結局、小屋は石垣を残し綺麗さっぱり撤去されていた。 |
![]() 牛首への登り |
||
![]() 牛首付近にて |
数十年前とは、様子が違う。頂上小屋の脇には、真新しいバイオトイレが設置され、期待していた黒百合は殆ど見あたらない。確かに花は終わっているが、葉や茎も見えない。植生が変化したようだ。 帰りに2輪だけ、それらしい草を見つける。背丈5−6cmの小さなもの。それでも、しおれた花が似ているので、強引にこれが黒百合と決めつける。 |
![]() ヒナウスユキソウ |
||
|
||||
![]() 山頂広場にて |
頂上脇奥には、鳥海山が霞んで見える。山頂に急ぐと、本宮裏は進入禁止。 至る所に張り巡られたロープ、マナーが悪くなったのか、何かが違う。白装束の修験者さんも少ない様子。以前の風景を、戻して欲しい思いがする。 |
![]() アオノツガザクラ |
||
![]() 姥ヶ岳を目差す |
下山は、姥ヶ岳経由。整備された石畳と木道、快適な道が続く。環境美化の寄付金の効果だろう・・・。 花々を満喫し、素晴らしい光景に満足しながら一同、大満足の月山でした。 コース時刻:リフト上部8:35−10:18山頂11:01−12:35姥ヶ岳12:44−13:04リフト上部(昼食時間・休憩時間込み) |
![]() リフト駅上部の雪渓で、スキーを楽しんでいる。 |
||
| H22.6.26 |
早池峰山 登山者:3人 報告:浅沼
足元にはマイズルソウが今頃花をつけている。またムラサキヤシオも花の終わりを告げるように咲いていた。花の写真を撮り初参の菅原さんに合わせてゆっくりゆっくり進むのだが何パーテーも追い越してしまう。何せ小休止を要せず。5合目付近で従兄の自然保護監察員浅沼氏と会う「今日で早池峰登山2977回目5月の誕生日に3000回登山をと思ったが果たせなかったが今年中には達成したい」とのことでした。
一関5:30−7:00岳−8:00小田超−9:255合目−10:20頂上−12:10仏石−13:50河原の坊−15:00岳−15:30東和温泉16:20−17:30一関 |
須川岳 国道342号再開通記念登山 登山者:森、吉家、阿部
朝方の雨はあがったものの終始ガスに覆われ、怪しい空模様の中元気に進む。参加者の中には80代に近い方もおられ、急ぐことなく景色や花々を鑑賞しながらの行程。お花畑に付く頃には先頭グループは見えなくなっていたが、ワタスゲやタテヤマリンドウ、トキソウなども顔を出し、お花を堪能しながら各自マイペースで進む。
立ち止まる程度の小休止の後、早々に列を追う。道が階段状となるとペースは乱れるが、直ぐに隊列もゴムの様に伸びて後を追うのも結構大変だ。ゼッタ沢を渡ると、見通しも少し良くなり昭和湖が近い。さすがに大人数、この辺りからペースを落とす人も多くなるが、火山性ガスが良くないので早めに通過しよう・・と促しながら後を追う。程なく傾斜も緩くなりイワカガミの群落を見ながら昭和湖に着く。
雨にはならないが、風も弱く相変わらず見通しは効かない。小休止後、後800mの看板に励まされながら先を急ぐ。尾根筋には、コメバツガザクラやオノエラン等々、風当たりが激しいと思われるが咲き終わったものも多い。気が付くと後ろに数人、前には登る人影は無く、歩きやすくなった尾根を黙々と進む。10時半少し過ぎ、大勢でごったがえす山頂に到着する。
コース時刻:須川温泉8:30−10:40山頂11:30−13:20須川温泉 |
| 安家森 (標高:1239.07m、岩手県下閉伊郡岩泉町安家) 登山者:沖 コースタイム:大東町摺沢5:15==(約180Km)==8:25安家森登山口(袖山高原)8:40-8:53安家平-9:17平庭岳分岐-9:35遠別岳(1235m)9:45-10:00平庭岳分岐-10:28安家平10:30-10:48安家森(1239.07m:軽食)11:10-11:35安家森登山口11:50==(平庭山荘・白樺の湯@400円)==17:00大東町摺沢
登山としての魅力よりも高原を逍遥すると言うのが特徴的で、丁度深田百名山の美ヶ原や霧ケ峰が選定されたのと似た雰囲気を持つ。登山口には大きな駐車場とトイレが建てられており、その標高はすでに1159mである。道路の北側に安家森、遠別岳への指導標があり、出端で迷うことはない。広い登山道を少し下り気味に北北西に進むが、足元にはアヅマギク、スミレ、ニリンソウ、ズダヤクシュ、キジムシロが咲いている。ニリンソウに紛れてサンカヨウも咲いていた。
そこに一人、木陰で休んでいたのでてっきり山菜採りの人かと思ったが、聞くと放牧した牛を監視しているのだとのこと、示された方向に牛が20頭はいたろうか。遠別岳に向かうため安家平で再び柵を通り抜けるが、大きなダケカンバが快い日陰を作っていた。 遠別岳、平庭岳の表示が掛かる湿っぽい登山道をほぼ水平に進んでいくと、小さいせせらぎにクリンソウが一株咲いている。その先のせせらぎにも一株、またつぎのせせらぎにも数株と、気づいただけで4箇所の沢沿いにクリンソウが咲いているのを見つけた。水気の多い森には大きなカツラがある。ガイドブックにはブナ、ダケカンバ、イチイなどの林と書かれているが、カエデも多く見られ紅葉時も綺麗に変身するだろうと勝手に想像する。また幾つもあるせせらぎが安家川源流の水源に相当する。
山頂で汗ばんだ体を冷やし、安家平へ引き返す。途中の山中でガサゴソと異様な音が聞こえる。立ち止まって耳を澄ますと、やはり間違いなく何かが居る気配だ。一瞬凍りついてしまったが、冷静に考えてタケノコ採りだろうと思い至ると少し気楽になった。そうしているうちに不意に登山道に出てきたのは、案の定タケノコ採りの人だった。冗談抜きで山菜採りの人はラジオで存在を示してほしいものだ。ホント心臓が破裂しそうだった。 そんなにタケノコが採れるものかと登山道から藪を注意してみると、太くて赤みの残った食べ頃のタケノコが一箇所で簡単に10本ほどゲットできた。今夜の肴に丁度良い収穫量になったので、ザックにしまって安家平に戻る。安家平には誰も居なかったが、放牧された牛が安家森に向かう自分をしっかり見つめていた。牛との距離が近づくと、襲ってこないかと気を揉んで目を合わすことに躊躇する。緊張の瞬間を過ぎて後方に離れて牛が休んでいるのを確認すると、もう安心と胸を撫で下ろして安家森へ向かう。
安家森山頂はさすがに一等三角点だけあって展望が素晴らしい。360度の展望が得られるが、残念ながら遠目が利かないので近場の山だけ確認する。眼下の芝生の「かぬか」の先に登山口が見え、その左に霞んで望めるのは遠島山か。それ以外で気になりそうな山は見出せなかったが、北上高地の凹凸の少ないたおやかな山容を十分楽しませてもらった。
帰路に平庭山荘で入浴することにし、昼食は登山口駐車場の少し手前にあるレストハウス袖山高原にて名物のカルビ定食を食べる。安価で美味しかったが、私には少し量が多すぎた。また平庭高原ではツツジ祭りが催されていて、入浴代も100円引きで利用できたほか、シラカバ林を走り抜けた先にある白樺荘周辺で見頃のレンゲツツジ、ベニバナイチヤクソウに出会うことができた。色とりどりに花が咲く白樺林を散策してから帰路に就いた。 |
岩手山 (標高:2038.20m、岩手県岩手郡滝沢村) 登山者:沖
東北の山にはシラネアオイは珍しい花ではないが、地元の本家にあたる日光白根山では壊滅状態になっている。そのためかシラネアオイに出会うと何となく心が弾み、直ぐにカメラを出して写真を撮りたくなる。そんなシラネアオイへの思い入れがあり、岩手山のシラネアオイもそろそろ見頃を迎える頃だろうと思って、一番手軽に登れる馬返しルートから登ることにした。平日だというのに駐車場には5台も駐車されていて、驚かされる。
登りはずっと旧道を利用すると決めていたので、0.5合目から一合目に至る分岐も旧道を選ぶ。記憶にあるのはガレた斜面にロープによる柵と階段状の登山道だけというお粗末な記憶だが、ここでは咲き終わったシラネアオイをまばらに見かけるだけ。一合目で休憩、その先には期待の花もボツボツ見出せる。そんな刺激の薄い中でムラサキヤシオが鮮やかな色彩を見せ、辛い登りに女神のような存在だ。登るに連れてムシカリの白い花、ミネザクラの褐色の葉と白い花なども彩を添え、苦しい登りを癒してくれる。
五合目を過ぎるとザレた急斜面になり、三歩登っては二歩下がるような繰り返しで益々苦しい登りになってくる。足元を注意しながらゆっくり確実に登ることを心がけ、暫く花を忘れて無心に登っていく。標高が増して花も小さくなり、留めに急斜面の雪渓を直登していく。潅木の中に夏道を見つけ、それを拾って暫くするとやっと七合目に到着。 ここまで登るともう不動平まで緩やかなハイキングになるので、ここで一本立ててゆっくり休んで小腹を満たす。八合目避難小屋はまだオープン前のため人影も無く、水場の脇の登山道に入るとまだ雪が結構残っている。不動平近くまで来たところでガスが掛かり急にパラパラと水滴も落ちてきたが、大事に至らずそのまま山頂部に取り掛かっていると雨は収まってきた。 お鉢は少しピッチを上げて、時計回りに山頂部に向かう。眼下にガスの切れ間から御苗代湖が残雪を多く纏って望むことが出来た。でも八幡平や裏岩手の縦走コースはガスに閉ざされて、山肌に何本もの白い筋が確認されたに過ぎない。
下りは早い。ザックザックと砂走りを快調に降り、すぐに不動平の分岐に到着。そのまま八合目避難小屋を目指す。避難小屋のテラスに座って風を避けるようにして暖かいコーヒーを飲み、呼吸を整えながら身体を休める。 その後、七合目から再度旧道を経て見残したシラネアオイやチングルマを愛でながら、慎重に急坂を下っていく。途中から再び雨模様となって遂に合羽を羽織る羽目になったが、それも長くは続かず途中から日干しをするような状況に急変。今回の岩手山は色んな表情を見せてくれる山行になった。 |
| 安達太良山 (標高:1699.61m、福島県二本松市大字永田) 登山者:沖 コースタイム:吾妻小舎8:10==(約30Km)==8:55あだたら高原スキー場(奥岳)駐車場9:15〜〜(ゴンドラ@900円)〜〜9:23薬師岳山頂駅9:25---10:30安達太良山(1699.61m)10:35---11:00峰ノ辻---11:20くろがね小屋(昼食)11:40---12:45奥岳駐車場13:00==(約230Km)==大東町摺沢
暫くすると流れが良くなって来て、休憩ポイントを過ぎた県民の森登山口からの合流地点辺りからさらにスムーズに歩けるようになった。ミネザクラにはまだ早く所々にショウジョウバカマが顔を出す程度で、メインルートの登山道沿いはいたって花数が少ない。
峰ノ辻付近まで下るとミネズオウが小さな花を沢山咲かせている。峰ノ辻の交差点で勢至平コースではなく一般的なくろがね小屋を目指して進路を左にとったが、この先暫くはショウジョウバカマが多く見られた。ミネズオウの花はひととき途切れていたが、小屋付近まで近づくとまた一面に花を咲かせていた。
奥岳への下山は結構長いので、広い馬車道をゆっくり下っていく。道端に咲くショウジョウバカマ、ツツジ、オオカメノキなどに励まされながらゴールを目指す。 |
焼石岳 (つぶ沼コース) 登山者:森、阿部
前沢の農免道入口のコンビニで飲み物と少々の行動食を調達、1時間10分ほどでツブ沼に着く。登山靴と長靴のどちらにしようか迷って、残雪で道が腐っているだろうと長靴を履く。森氏は登山靴にロングスパッツ。本当は、靴底のしっかりした登山靴の方が疲れないはず。しかし、我が靴はいまだに足になじんでおらず、諦めての長靴歩きでもあった。
雪椿の群落を過ぎる頃、ブナ林に残雪が見え出して終盤を迎えたミズバショウも現れる。上部のミズバショウは咲いているだろうか・・と案じながら黙々と進む。やがて先に行った3人パーテーと出会う。どうやら、水場でのどを潤している様子。二言三言、言葉を交わし先に行かさせて貰う。ツブ沼から約1時間、何とか金山沢に到着。小休止を取る。
金山沢に着く頃には、足が棒のようだ。若々しい新緑のブナ林をに再び感動している余裕もなくなり、意気揚々と何とかツブ沼登山口にたどり着く。昨年秋の山行より少し急ぎすぎたようだが、残雪と新緑の焼石岳を心ゆくまで楽しんだ。ちなみに、根曲がりはまだ早い様で、季節は平年より全体的に2週間程遅れている様子だ。残雪が無くなるまで、厚い下敷きを入れた長靴が良いと思われる。 コース時刻:ツブ沼駐車場7:12−8:07金山沢8:12−9:00石沼9:10−9:45中沼分岐9:55−10:18銀名水10:30−11:28姥石平11:35−12:04山頂12:31−13:43銀名水13:55−14:44石沼14:55−15:26金山沢15:32−16:15つぶ沼駐車場 |
H22.5.22
| 大土ヶ森 (標高:579.71m、宮城県栗原市) 参加者:沖 コースタイム: イワカガミ平11:45==(約35Km) ==12:35大土ヶ森鶯沢駐車場12:45---13:00子生婦(こんぶ)岩13:02---13:04分岐---13:18観察広場13:20---13:55大土ヶ森(579.71m)14:05---14:13大兎(おおど)岩---14:40駐車場14:45==(約60Km)==16:05摺沢
3台駐車している空きスペースに日陰を加味して車を止め、山の支度は登山靴を履く程度で荷物も簡単に入れ替えるだけで完了。杖をもって案内板を見ながら往復約120分のコースタイムから、戻り時間を考えまだ余裕があるなと確認して出発する。
一呼吸して再び登りだすと新緑にアクセントを添えるように山つつじが赤い色で丁度見頃と咲いている。そんな景色に慰められながら前進していくと、ほんの少しでまた分岐に到着。今回も中央コースを下山に回していっき坂コースを登る。どっちを選んでも急斜面で、ロープを頼りにしなければ登りきれない。
山頂を示す三本柱を組み合わせた標識が大きく立てられていて、その前に二等三角点(点名:烏兎ヶ森、標高:579.71m)が設置されている。そして北北西が開けていて、その先には栗駒山が優美な姿を見せていた。苦労して登ったご褒美のような景色が待っていてくれた。つつじが山頂一面に咲いていて、山頂からの展望に彩を添えていた。一気に苦労が報われたような感じだ。 しかし長居はできない。羽虫がまとわりついて離れないからだ。展望広場へ下るのはやめて、早々に山頂を辞して下山に取り掛かる。山頂稜線に咲き終わったシラネアオイをカメラに収めて、中央コースを下る。
いっき坂と同じように急坂にロープがきつく張られ、そのロープにつかまりながら一気に下る。鼻こすり坂、くま落坂、大兎(おおど)岩などを経て、羽虫が寄り付かない速度で急いで下山する。チゴユリの写真だけは忘れずに撮ったが、レンズの前にも羽虫にまとわりつかれて大変だった。この時期は団扇が必須だと痛感。 気になる山の標高だが大土ヶ森の標高は一般的には25000図に示された580.3mだったが、2009年9月に公示された地震に伴う改測後の基準点測量の三角点標高は579.71mとなっている。 |
H22.5.22
| 栗駒山(1626.7m) 登山者:沖 コースタイム: 摺沢6:30==(約70Km)==8:00イワカガミ平8:10---9:05東栗駒山(1433.82m)9:15---9:40裏掛コース分岐---10:05栗駒山(1626.68m)10:40---11:35イワカガミ平11:45==(約35Km) ==12:35大土ヶ森登山口
新湯沢に降りて100mほど上の夏道入口の標識も出ていて、赤テープに導かれながら迷うことなく東栗駒山への尾根に取り付いた。この先に雪は無く夏道をのんびりと登って行くが、振り返ると地震の傷跡が痛々しく山肌を削っている。また山頂付近の露岩の一部は10cm以上もずれており、自然のエネルギーのすごさを感じる。 東栗駒山の山頂に到着してこれから登る栗駒山を見ると、ルート上は圧倒的に白いほうの割合が多くなかなか立派だ。山頂の一角にザックを下ろし、お握りをほうばり小腹を満たす。山頂で休みながらもキョロキョロしてみると、岩場の割れ目にコメバツガザクラが咲いていたので、それをマクロモードで写してみる。 それと東栗駒山には三等三角点(点名:新湯森、標高:1433.82m)が設置されているはずだが、岩屑の下に隠されているのか三角点は見つけられなかった。
ヘロヘロの状態で山頂に到着し、一等三角点(点名:酢川岳、標高:1626.68m)に軽くタッチし、山頂の祠にいつものように呪文を唱え山の安全などを祈願する。山頂での儀式を一通り済ましてから、四周の展望を確認する。苦労して登った甲斐があって、山頂では御褒美が待っていた。鳥海山から月山まで望める展望が得られ、あちこちと動き回って見える山の確認やら記念写真に大忙しだ。秣山の丁度上に鳥海山が白く聳え、その左に高松岳が一塊にまとまっている。その左に前神室山から神室山、小又山、火打山へと峰が続き、その手前に虎毛山が割って入ってくる。 月山が白く霞んで見え、その左に少し離れて葉山が大きく横たわって見える。その後方に朝日連峰があるはずだが、霞んでいて識別できない。葉山の前衛に見えるのは禿岳か。南の方は霞んでよく見えないが、イワカガミ平がいつのまにか沢山の車で埋まっているようだ。 北側は焼石連峰が大きく横たわり、その左後方に和賀山塊が白い峰を連ねている。東には室根山が特徴ある姿で直ぐにそれと識別できるが、高さが無いので見映えしない。
栗駒山の標高は一般的には25000図に示された1627.4mだったが、2009年9月に公示された地震に伴う改測後の基準点測量の三角点標高は1626.68mとなっている。東栗駒山の標高も同様に修正されている。 |
H22.5.16
袈裟丸山・小丸 (標高:1676m、群馬県みどり市大字小中) 登山者:沖夫妻
ところが登り始めるとどうも様子が違っていて、期待の花がほとんど見えない。例年なら遠目から山肌がピンクに染まって見えるのに、今年は茶色い芽吹き前の山肌ばかりが目に付く。不安を覚えながらゆっくりペースで最初の休憩ポイントである水場を目指す。
賽の河原の手前にある展望台に登って全体を俯瞰してみると、袈裟丸山に続く稜線上に見えるはずのピンクがない。この現実に愕然としながらとにかく小丸まで計画通り歩くことにするが、どうも気力が喪失して元気が出ない。でも今日は空気が冷たくて赤城山もクッキリ見える。小丸からの山の展望を楽しみに元気を出して頑張る事にする。 賽の河原を過ぎ、カラマツの林を過ぎてもアカヤシオの花はポツリポツリとしか見ることが出来ない。それでも他の山ならば歓声を上げるような花が咲いているのだが、袈裟丸山でこんな状態では誰もが納得しない。 小丸までピンクに染まった空気を吸いながらの山歩きの夢は駄目だったけれど、期待にたがわぬ展望が待っていてくれた。小さな岩場の展望台に登って不安定な足場に立って袈裟丸山の峰々を左から右奥へと目をやる。幾つかのピークの先に皇海山、鋸山そして庚申山と続く山並みが良く見える。その奥に錫ヶ岳、日光白根山が山肌に残雪残して一際立派に望める。太郎山が微かに山頂部だけを覗かせ、その右に男体山が大きい。重なるように手前に社山が見え、半月山が個性を強調している。前日光の山並みが一段低くなって半月山から連なり、その最高峰に夕日ヶ岳がその存在感を示す。さらに右に横根山が重量感たっぷりにデンと居座って望める。
|
H22.5.8 御駒山は「山行日記・宮城の低山」へ移動しました。
H22.5.2
須川岳 パトロール 参加者:森、吉家、阿部
温泉は4月28日より営業開始、秋田側から上がったと思われるお客さんで結構繁盛の様子。源泉を過ぎると直ぐに雪渓へとはいる。雪解けは2週間ほど遅れ居てる様子に、数日前に新雪も降り積もった様子。気温は上がっているようだが、新雪分の20cm程が軟らかく足を取られ歩きづらい。それでも夏に逆らって、やや直線的に歩けるのが良い。なるべくブッシュの出ているところを避け、残雪を踏み込まないよう静かに進む。
夏道から50mから100m程離れるが、残雪上をほぼ一直線に進む。登山者は遙か後ろに2名ほど、連休なのにかなり少ないようだ。やがて亜硫酸ガスの臭いが漂い、一部の雪が溶けて土がむき出しとなっている所を過ぎると昭和湖に着く。湖面は残雪に覆われて全く見えない。まだ1.5m程の残雪のようだ。一服立てていると、中年のご夫婦らしき2名がやってきたので腰を上げる。
高度が上がってくると風の通り道。吹き溜まりに入ると、長靴が半分以上入り足を取られる。なるべく出っ張った所を選ぶと、殆ど足が沈まず安定して高度が稼げる。何度か立ち止まり、景色を堪能。西方には、真っ白な鳥海山、秣岳左奥に高松岳、虎毛山や禿岳等が雄大に広がっている。尾根筋近くなると残雪が凍ったままで足取りも軽くなるが、風も強くなり凍傷を起こすように左側の顔が痛い。宮城側にセッピが無いか注意しながら山頂へと急ぐ。
コース時刻:須川温泉8:04−8:51昭和湖9:03−10:18山頂10:35−11:10笊森小屋12:33−14:24須川温泉 |
H22.4.16 達居森は「山行日記・宮城の低山」へ移動しました。
H22.3.27 宇都宮篠井連峰・本山は「山行日記・栃木の低山」へ移動しました。
H22.1.31
氷上山(874.7m、陸前高田市・大船渡市) 山行者:吉家、森、阿部
31日早朝、車の屋根にうっすらと粗目雪。どんより曇った空の下、吉家宅出発が7時半となった。県道19号から国道343号の今泉街道をひたすら東へ進む。殆ど白い物は見られなかったが、大原あたりからは雪景色に変わり笹ノ田峠は少々緊張しながら通過する。ん十年ぶりのループ橋に感激しながら下ると再びの春模様に安堵感を覚えるが、向かう氷上山上部は白く冬模様。テンションが上がったり下がったり、竹駒神社から玉乃湯へと急ぐ。
杉林の中に続く林道を5分ほど進むと右側に登山道が現れ、車道から離れて小さな沢に向かって少し下る。沢を渡ると本格的な登りが杉林の中に続き息も上がる。やがて雑木林が混じり出すころ、ゆきが氷を隠して滑りやすい傾斜へと変わる。先を行ったと思われる人の足跡をたどりながら、尻餅をつかないよう慎重に高度を稼ぐ。出発から約20分、最後の杉の木である一本杉に着き、上着を一枚脱いで火照った体を乾かす。
鹿やウサギの足跡が、至る所で雪上を横切っている。ガスがなければ広田湾等が木の間から見え隠れはずだが、冷たい風と粗目雪が顔をなで、目立ってきたツツジの小枝が耳を叩く。膝を庇いながら平坦部を黙々と進むと少し登り西の祠が建つピークに出る。景色の良い場所ではあるが、少し立ち止まり風景を思い出して我慢をする。ここからすぐに下り道となり、避難小屋の建つ広場に出る。
下りは速い、13分ほどで小屋に着く。気仙沼から来たと言う3人組が、ストーブを暖めていた。早いが昼食を取りながら皆さんと談笑・・。吉家さんが、6月には開通するから是非栗駒へと宣伝すると「数年前の栗駒山山開きで、某新聞にインタビューされ写真が載った事がある」と言うグループだった。小屋には何でも揃っているが、地元の方の了解がなければ使えない様子。良識ある利用を心がけたいものだ。
再び氷の隠れた急傾斜。下り道なだけに、全員更に慎重に足を運ぶ。太い桂の木を過ぎると、程なく車道に出る。靴を履き替えること無く、玉乃湯に直行するが駐車場は満杯状態。少し離れた所に車を止めてのんびりと温泉に浸かり汗を流す。山の魅力に取り付かれたと言う叔父さんや、地元の温泉好きの叔父さんに須川温泉を宣伝しながら暖かい話で談笑・・。久しぶりの雪山散策は、なかなかのものでしたねぇぇぇ・・。摺沢のラーメンも、うんめぇがったちゃねぇぇぇ・・。 阿部 記 コース時刻:一ノ関7:25(車)8:45玉乃湯上部登山口8:55−9:15一本杉9:25−10:45山頂10:55−11:08避難小屋12:10−12:47一本杉−13:08登山口 |
H22.1.24 金華山は「山行日記・宮城の低山」へ移動しました。
H22.1.17 竪破山・土岳は「山行日記」へ移動しました。
ほか、各たよりはよも山掲示板バックナンバーに移動しました。
東北地方
| 山 域 | 状 況 |
| 早池峰山 | H19.12.8:うすゆき山荘に石油ストーブが設置されました。灯油は各者、持ち込みとなります。大切に利用しましょう。 |
| 栗駒山 | H22.5.27:国道342号、真湯から須川温泉間は「平成20年6月岩手・宮城内陸地震」の震災を受け通行止めとなっていましたが、5月30日正午より開通となります。 尚、宮城県側・行者の滝付近は、通行止めとなっていますが、市道耕英開拓線を経由していわかがみ平まで通行可能となっています。 H13.11:笊森山荘が新築されました。大変綺麗で、内部は二段棚状で気密性が一段と良くなり、収容可能人数も約1.5倍になりました。トイレは水洗式となりましたが、冬期間は凍結防止のため鍵がかけられ利用できません。大事にに利用しましょう。(情報、吉家氏)
H13.7.3:須川温泉キャンプ場近くに、ビジターセンター開設。
|
| 岩手山 | H16.1.8 一部のコースで入山規制がありましたが、H16年7月1日より全てのコースの規制が解除されます。 |
| 焼石岳 | ○中沼コースは、昨年の震災で被害を受けて利用できません。ツブ沼コースは利用できますが、石沼上部付近で道の崩壊が見られ注意が必要です。尚、焼石岳山頂まで約4時間は必要と思われます。往復、最低でも8時間は掛かるものとして計画しましょう。 |
その他の地方
| 山 域 | 状 況 |
| 浅間山 | H16.9.1噴火のため入山が規制されています。 |
| 男体山 | H15.10 男体山の標高は1893年に計測された2484mだったが、登山者からの指摘を受けて再計測の結果、2m高い2486mに110年ぶりに変更された。ちなみに、現在の三角点より11m南西方向の剣の立つ岩の上が最高点とのこと。 |