各地の山に関する情報コーナー 下部に新刊図書案内があります

(写真がうまく並ばず見づらい場合は、画面幅を狭めてご覧下さい。)

H30.10.5 一部更新

最新山行情報
小岩井の一本桜

H30.10.4

  須川散策(昭和湖まで)


須川温泉・今盛りの紅葉

名残ヶ原

名残ヶ原南端付近

昭和湖・この辺りより上は紅葉は終盤


剣岳下の湿原付近

ナナカマドの真っ赤な実

山頂近辺は葉が飛ばされ紅葉は終わりつつ有りますが、温泉付近は見頃です。ヘルスラインの紅葉はこれからの様子です。
阿部 記

H30.9.14

  金ヶ崎・駒ヶ岳  年金者山の会主催  参加者:11名(女性2名)


登山口にて
 14日、焼石連峰・経塚山の東北東に位置する駒ヶ岳に向かう。例により釣り山下駐車場に7時集合。参加者8名から一気に11名に増えて、3台の車に便乗して7時25分に出発する。


ブナ林を行く

下賽の河原

山頂にて

南本内岳、牛形山遠望
 曇り空ながら、後に晴れ間が予想され期待を膨らませながら農免道に入る。西方に望む焼石岳や経塚山の山頂は、ガスに覆われて良く見えない。まあ、何とかなるだろうと先を急ぐ。

 8時15分頃、うがい清水登山口(標高560m)に到着。身支度を整え8時25分、全員張り切って出発となる。道は見事なブナ林に緩い傾斜でつづき、わいわいガヤガヤと快適に進む。30分ほど進むと、杉林が混じり始めて少し傾斜が増してくる。やがて小岩が現れ、時には道が溝状の所も現れて滑りやすくなる。

 所々の道端には小さな白い杭が立てられ、数字が書かれてある。どうやら、山頂までの距離を表しているようだ。それに励まされながら黙々と進む。紅葉にはまだ早いが、やがてアキノキリンソウやオヤマリンドウが現れ気を和ませる。息が切れだした頃、下賽の河原(標高996m)に着き大休止を取る。神社奥宮が見えるはずだが、ガスで見えない。

 ナナカマドの真っ赤な実や、ドウダンの実を見ながら先を急ぐ。上賽の河原まで約10分程緩い傾斜を登ると、緩い下り道に変わり、息を整えながらゆっくりと鞍部を目差す。矢板の釈迦ヶ岳への尾根・鞍部に似た灌木帯の道をしばらく進むと、岩の混じる道に変わって傾斜がきつくなる。

 約15分、頑張って急傾斜を登ると、突然山頂の奥の宮が現れて山頂(標高1129.8m)となる。先客が1名居て、その後5名程に増えて我らを入れると山頂は満杯状態だった。早めの昼食を取っていると西側のガスが薄くなり、牛形山や南本内岳に鷲ヶ森山などが見られた。経塚山は一瞬見えただけだったが、全員大満足の様子だった。

 少し遅れて着いた2名様の昼食・休憩が終わり、11時36分山頂を後にする。再び急ぐことなく、のんびりと下っていると2グループ位の登山者とすれ違う。少し遅い時間帯ながら、健脚で余裕のある人達だろうと感心する。また、80歳を過ぎたような方も登って行ったのにも感心させられる。

 ブナ林まで下ると、上部がざわついてきた。小雨が降りだした様子だが、雫は下まで届かずそのまま登山口に進む。13時33分、登山口に全員無事に到着する。さすがに林を抜けると小雨が肌を叩く。急いで靴を履き替え、永岡温泉に向けて車を出す。7〜8分進むと、土砂降りとなり、車内で良かったと一安心。温泉入浴料は一人450円、ゆっくりと汗を流し、次回の山行を相談して帰途につく。 阿部 記

参加者:佐々木(誠)、佐々木(芳)、佐々木(雄)、菅原、原田、浅沼、菊池、金田、加藤、泉、阿部

コース時刻:うがい清水登山口8:25−10:06下賽の河原10:13−10:43山頂11:36−12:11下賽の河原12:16−13:33うがい清水登山口

H30.8.23

  薬師岳  年金者山の会主催  参加者:佐々木(芳)、佐々木(雄)、浅沼、加藤、阿部


さあ・・出発だ

小田越え登山口にて

ハシゴ場
 23日、好天に恵まれ早池峰山の向かい側に聳える薬師岳に登る。6時半に一関を出発し、小田越えには8時45分着。グーグルで確認していた駐車スペースは2カ所とも満車状態で、更に下ると2台ほどのスベースを見つけて一安心。身支度を整えて約10分歩くと小田越え登山口に到着。

 平日ながら登山者は多く、まだ出発していない登山者で小田越え口は賑わっていた。しかし、殆どの登山者は早池峰山に向かう様子だ。

 9時10分、我らは薬師岳に向かって登山開始。オオシラビソの混じる樹林帯には木道が整備され5分程は快適に進むが、直ぐにやや傾斜の急な凸凹道に変わり汗ばんでくる。滑らないように刻みを入れた丸太や、不規則に並んだ岩に注意しながら黙々と高度を稼ぐ。


輝くヒカリゴケ

森林限界付近にて

早池峰山
 30分程歩き少休止を取っていると、住田から来たという女性2名が追いつき先を譲る。この日は気温30度越えの予想に樹林帯は風も弱く汗だくになりそうだが、珍しいカニコウモリの群落が続き、花の終わったツバメオモトやマイヅルソウ等の名前を復唱しながらのんびりと進む。やがて、向かい側の早池峰山が木の間からチラチラ見えだし気持ちが高まる。

 傾斜は更に少しきつくなり、岩や木の根で段差が出てくる。やがて大きな花崗岩が点々と現れ、岩の下を覗き込む。あった!!ヒカリゴケが黄緑色に発光している。全員大感激しながら写真取りに夢中になる。この後も、数カ所でヒカリゴケを確認し歓声を上げながら登ると、やがてハシゴ場となり這い蹲るように進む。

 森林限界を抜けると風の通りも良くなり、更に景色を堪能しながらイソツツジが混じるハイマツ帯の岩場を快適に進む。初めのピークで大休止を取り、早池峰山や岩手山の景色を堪能していると、山頂には先に進んだ女性グループがくつろいでいるのが見えて腰を上げる。

 そこからイワウメの群落がへばりつく巨岩を交わし約10分で山頂に到着。東側のピークまで移動して、360度の大絶景を楽しみながら昼食を取る。岩手山は勿論、秋田駒ヶ岳に和賀山塊や山頂部にガスが掛かった焼石岳に栗駒山等々宮古方面まで完璧に見通せた。一同も大感激の様子だ。

 遠野側から吹き上がる風に、トンボの群や黄アゲハ達も心地よさそうに舞っているが、突然、脇のハイマツからゼミがでかい声をあげて、のどかな気分を壊す。体は乾き、気が付けば女性グループが居なくなり本ピークで記念撮影をして下山開始する。


薬師岳山頂にて
 来た道を引き返し、大きな段差に悩ませられながら慎重に下る。再びヒカリゴケを脳裏に収めて黙々と登山口に向けて下り、乾いた体が再び汗だくとなり小田越え口に着く。車道脇の各車は、まだ残っている。早池峰山からまだ戻っていない様子だ。

 車に戻ると気温は更に高くなっている様子で、クーラーを目一杯効かす。途中の大迫辺りでは36度もあった。暑いが、東和の温泉に浸り、汗を流して帰途につく。一関着は予定通り17時少し前だった。 阿部 記

コース時刻:小田越え登山口9:10−10:50尾根ピーク11:00−11:10山頂12:00−13:13小田越え登山口 (登山口から駐車スペースまで約10分)

H30.8.11

  栗駒山(須川岳)国定公園指定50周年記念・清掃登山 参加者:森・浅沼・阿部


森氏(左)、浅沼氏

記念撮影 カメラに収まりきれず
 11日・山の日、国定公園指定50周年を記念し、合わせて清掃登山が実施された。参加者は岩手一関、秋田湯沢市・東成瀬村、宮城県等の関係者や一般登山者も含め、総勢60名ほどとなった。


伊達武将隊
 当会は他のコースを回る予定で、約1時間行程を早めて9時に昭和湖経由で山頂に向かう。出発時は霧雨が舞っていたが、10時頃には回復するだろうと楽観的に歩き出だした。しかし、天狗平まで進んでもガスと霧雨に悩ませられながら濡れネズミ状態だった。

 要所要所の休憩を長く取りながら天候の回復を待つが、11時少し過ぎには山頂に着いてしまった。周りの草木は霧に濡れ、予定のルートを行けば確実にずぶぬれになると予想され、結局山頂行事参加して、来た道を引き返すことにした。

 早めの昼食を取っていると、空が明るくなり時々青空が見えだしてきた。宮城側からは続々と登山者がやって来て山頂が溢れそうだ。いわかがみ平方面は霧雨も降らなかったのか、カッパを着ている登山者は全くなかった。


ミヤマアキノキリンソウ

エゾシオガマ
 集合予定の12時を過ぎると岩手側からの参加者も集まり、さらに仙台市からやって来た伊達武将隊の3名も加わって山頂は超満員状態となった。全員、山頂標識の前に並び、武将隊のかけ声で50周年を祝う記念撮影会が盛大に行われた。

 下山開始は予定を少し過ぎたようだが、天候も回復して景色等を堪能すると共に山頂や登山道周りのゴミを集めながらの下山となった。当会も目を凝らして落ちている物を探すが、登山者のマナーが良くなったのか何も見つけられずゴミ袋を出さずに温泉登山口に着いてしまった。直ぐに待っていた市の関係者に挨拶をすると、記念のTシャツをいただき恐縮する。

 ちなみに今回見かけた花々は、お花畑から天狗平にかけて多かったのがイワショウブやシロバナトウチソウで天狗平から山頂までの尾根にはウメバチソウ、ハクサンシャジン、ミヤマアキノキリンソウ、エゾシオガマ等にオヤマリンドウ(エゾオヤマリンドウかも)が咲き出す寸前だった。全体的に夏も終盤の様子だ。 阿部 記

コース時刻:温泉登山口9:00−9:43昭和湖9:50−10:38天狗平10:55−11:55山頂12:45−13:00天狗平−13:40昭和湖13:50−14:45温泉登山口

H30.7.21

  焼石岳 中沼コース 年金者山の会 参加者:佐々木(誠)、森、佐々木(芳)、菅原、原田、加藤、金野、阿部


中沼休憩所にて

上沼より

ショウキラン

モミジカラマツ

クルマユリ

泉水沼にて

ミネウスユキソウ

上沼−ツブ沼分岐間の湿原にて
 猛暑の続く21日、涼しさを期待して年金者山の会主催の焼石岳山行に出掛ける。6時半、総勢8名(内女性2名)の仲間が集まり2台の車に便乗して出発。胆沢に入ると、焼石連峰が良く見えてまずまずの天候だ。いつもの道から少し外れて、直接ひめかゆ温泉に出たため中沼登山口まで約10分の短縮になる。登山口駐車場は3割位空いていた。

 登山届けを出して7時50分、登山開始となる。林に続く登山道は少々泥濘があるが、珍しく殆ど乾ききって土埃が上がりそうだ。気温は少々高く、風も通らないため15分ほどたつと汗ばんでくる。それでも皆さん余裕があるのか、植物の名前を教えて貰い会話も弾む。コースタイムの予定はかなり余裕を取っているため、立ち止まり水分補給をしながらゆっくりと高度を稼ぐ。


銀名水にて

ミヤマキンポウゲ

リュウキンカ

雪渓が溶けたばかり

ハクサンイチゲ ギボウシも見える
 約40分で中沼に着き、5分程休んで沼の先に進む。イワナの稚魚を見つけて感激し、黄色い花を付けたトウゲブキや薄ピンクのオニシモツケの群落にも一同大感激の様子だ。沼の尻から少し丸太の階段を上がるとショウキランも残っていた。道はやや平坦になり、朽ちてきた木道を少し進むと小沢沿いの道にに変わり快適に進む。ミズバショウの大きな葉や、時々現れるヒオウギアヤメ等を楽しんで進むと、やがて上沼に着く。

 沼から横岳方面は良く見えているが、山頂方面には薄い雲が出てきている。この辺まで登ると気温も下がりそよ風も加わって心地よい。上沼は水面の4割ほどがミツガシワに覆われて、昔より小さい沼に見える。大きく伸びたシモツケの群落の中を進み、再びブナ林へと入いる。

 ツブ沼コース分岐近くまでは小沢沿いの石だらけの道で、濡れた石に足を取られないよう慎重に進む。分岐手前には数カ所の湿地帯があり、ヒオウギアヤメやトウゲブキにリュウキンカ等が花盛りとなって目を楽しませてくれる。エゾハメゼミは少々鳴いているが、突然ウグイスが大きな声を上げ思わず口笛で応える人がいて全員微笑む。

 ツブ沼コース分岐下には、ミズバショウの花が数輪残っていた。またまたブナ林に入り、風の弱まった道を黙々と進む。程なく林が開けて小沢を渡ると更なるお花畑となる。やはりトウゲブキやミヤマキンポウゲ等々が花盛りだ。直ぐに階段状の木道にV字にえぐれた傾斜がしばらく続く。それから数回、灌木帯と湿地を繰り返すと銀名水に到着する。各自、火照った体を名水を飲んで冷やす。

 20分弱休んでから腰を上げる。小沢を渡ると直ぐに登りとなるが、キンポウエゲにリュウキンカの群落が辺りを黄色に染めて歩を止める。更に少し登ると小さなスミレの群落もあった。一旦登りきるとミズバシヨウの群落地となり木道が現れるが、朽ち果ててシーソー状にガタン・ガタンと暴れ注意して進む。直ぐに階段状の登りとなり、アザミが肌を刺すようになるとガラッと開けてハダシロ沢上部の雪渓地帯に出る。

 雪渓は無くなり、ヒオウギアヤメからリュウキンカにヒナザクラの群落も見頃。素晴らしいお花畑の一つであり、チョコンと草むらに立つハクサンチドリやイワイチョウの群落も見事だ。ゆっくりとお花に景色を楽しみながら、次の短い岩場の急登に備える。程なく背の低い灌木帯に変わり、数回小さな岩場を登るとやや開けて東焼石岳や天竺山に経塚山が見通せるようになる。しかし、風が強い割には焼石本山は雲に隠れていた。


焼石岳山頂にて
 道端には時々、ウサギギクやハクサンフウロにクルマユリなどが顔を出す。最後の岩塊を登ると木道に変わり、姥石平の端に着く。ハクサンイチゲがまだ咲き残り、ハクサンシャジンやトウチソウにイワオトギリ、タカネアオヤギソウ、ミヤマリンドウ等々一面に花盛りとなっている。他にミヤマアキノキリンソウやミヤマホツツジは咲き出す寸前の様子だ。姥石平を満喫し11時50分、泉水沼に着き昼食を取る。

 山頂方面は雲に覆われてしまったが、途中まででも行こうと12時15分腰を上げる。雪が溶け遅咲きのコバイケイソウの花を横目に、黙々と進み横岳との分岐に出る。風は強くバランスを崩しそうになるが、涼しく快適だ。誰も戻る気配はなく、花の終わったミヤマダイコンソウを横目に黙々と稜線の登りを進む。時折ミネウスユキソウが現れ、チシマフウロもピンクに色を添える。風でかなり涼しく、快調に高度を稼ぎ30分弱で山頂に到着する。


銀名水小屋が見えて一安心
 山頂のガスは取れず見通しはあまり効かない。交互に証拠写真を取り合った後、周辺を散策。北西側の焼石沼を確認し、姥石平も眺めて15分程で下山開始する。20分で泉水沼に戻り、小休止後、名残惜しく銀名水へと進む。先に戻った人もあり、14時27分に銀名水で全員と合流する。

 しばし談笑しながら休憩を取り、先に戻った一人を除き7名揃って下山開始。少し重くなった足に気合を入れながら坦々と下る。登りで見つけたキヌガサソウに似たクルマバツクバネソウを探すが、見つけ損なってしまった。また、タマガワホトトギスも見落としてしまったのが惜しまれる。急ぎ足ではなかったが、下る足取りが全員速かったようだ。

 予定のコースタイムとほぼ同じく、16時25分、全員無事に登山口に到着す。書ききれないほどの花々が咲き、まだまだ十分楽しめる。「須川より花がおおかったなあぁぁぁ・・」と、全員大満足の焼石岳登山でした。途中で例により「ひめかゆ温泉」に立ち寄り入浴班と小腹を満たすす班に別れて、ゆっくりと体を癒して帰途につく。  阿部 記

コース時刻:中沼登山口7:50-8:33中沼8:38-9:04上沼-10:00銀名水10:17-11:50泉水沼12:15-12:37山頂12:52-13:12泉水沼13:22-14:27銀名水14:40-15:25上沼-15:45中沼15:52-16:25中沼登山口 

H30.6.26

 秋田駒ヶ岳八合目循環コース 6月26日(火)    報告、写真: 吉家


八合目から田沢湖

男岳手前

ムーミン谷・中央に白鳥?雪渓

アミダ池を望む

焼森

横岳

ヒナザクラ

イワテハタザオ

ミヤマダイコンソウ
 山目市民センター登山のガイドで薄曇りの中、一関総合体育館を7時出発し10時八合目登山口に到着する。期待していたヤマセの雲海は、高曇りのため残念ながら見られず。

 トイレや水分補充を済ませ高山植物の開花に期待をし総勢25名で出発、登山開始からハクサンチドリ・ズタヤクシ・紅花木イチゴ・ミヤマカタバミ・オオバスミレなどが歓迎してくれる。赤土の広場手前の雪渓はほんの一部残っているだけで危なげなく通過し、広場で小休止する。

 休憩後やや平坦なコースを田沢湖を背景にミヤマダイコン草の群落を眺めながらアミダ池手前のお花畑では少し過ぎ加減のチングルマとヒナザクラ・ミネウスユキソウなどを見ながら12時少し前に男岳山頂に到着。蝦夷ツツジは一輪だけ咲いているが後はまだ蕾で来週あたりがゴバイケイ草・エゾカンゾウなどが最盛期となりそうである。

  引き返してアミダ小屋で昼食を摂り、13時下山開始、横岳通過してまもなく登山者と会い駒草の開花情報を聞くと「数輪開花している」との情報を得て期待して焼森に向かう。


サクサンチドリ

エゾツツジ
 登山道の規制ロープ際にちょうど形の良い駒草が開花しているので早速みんなで撮影会に興じる。もう一つの目的イワブクロウとベニバナイチヤク草は残念ながら開花前だ!。

 しばし写真撮影後シャクナゲコースをシラネアオイ・ミヤマエンレイ草・コヨウラクツツジ・サンカヨウ・アカミノイヌスゲ・ミヤマハンショウズルなどを堪能し14時過ぎに八合目下山口に全員到着する。

 コースタイム 八合目10:05→高倉岳10:50(赤土の広場)→アミダ分岐11:30→男岳11:50→阿弥陀小屋(12:30〜13:00)→横岳13:15→焼森13:30→八合目14:10

H30.6.28

  世界谷地散策     参加者:森、森、菅原、阿部


世界谷地へ向かう道

第一にて

第二にて

第二のトキソウ

第二のサラサドウダン

第一世界谷地より栗駒山

第一にて

第二世界谷地にて

第二のニッコウキスゲ
 週の初め、栗駒山南山麓にある世界谷地のニッコウキスゲが見頃と聞き、晴れるのを待って28日に4名で散策に出掛ける。一関から車で約50分、現地駐車場に到着。第二湿原南側入口は木道工事のため通行止めの看板があったが、めげずに、まずは第一湿原を目差す。

 エゾハルゼミの大合唱を聴きながら、軽トラが通れそうな道を約15分程進むと第一湿原入口となり、直ぐに整備された木道が現れて第一世界谷地となる。周回出来る快適な木道からは、高くそびえる栗駒山も一望できて展望が開けている。ニッコウキスゲは最盛期を少し過ぎていいたが、6割ほどが咲き誇っていて素晴らしい光景を見せている。

 足下には、サワランや咲き始めのキンコウカも現れ、手のとどく小木帯の中にウラジロヨウラクの咲き残りや日影にはサラサドウダンも顔を出していた。他にオヤマリンドウの仲間らしき物(茎)が数多く見られる。7月中旬頃には咲き出すように思われる。30分ほど散策して一旦本道へ戻って第二湿原へと向かう。

 途中、土嚢撤去作業の工事業者が入っていて道を譲られながら進む。南側第二湿原入口は通行止めのため約30分ほど進み北側第二湿原入口分岐に着く。この分岐を真っ直ぐ行くと御室や千年クロベ等へ進める。5分程休憩を取り歩き出すと、直ぐに第二世界谷地が現れる。ここも木道が整備されて心地よく歩ける。

 こちらは全体的に小灌木が多く見られ、湿原の奥には背の高いヒバの木も多く見える。それでも木道近辺は湿地が平行して、ニッコウキスゲやトキソウが点々と見られる。比較的多く見られるのはワタスゲだが、綿帽子はしおれるか無くなっているのも多かった。

 木道を200m程進むとY字路となり、右に80m程行くと途切れる。戻ると直ぐに湿地の草むらに蛙の卵らしい白い泡ののかたまりを見つける。まるでモリアオガエルが、かばねを病んで木に登らず草むらの中に卵を産んだようにも見える。・・・何の卵だったのか?。

 第一と比べ、第二世界谷地の標高が少し高いせいか、ニッコウキスゲやドウダンも最盛期に見える。Y字路を左側に進み、名残惜しく通行止め箇所まで散策する。第二湿原を30分ほど満喫して本道に入り、再びエゾハルゼミの大合唱を聴きながら駐車場へと戻る。

 帰りは山脈ハウス(イワナ料理が美味そう、天ぷらザルソバは天ぷらの具が多く美味い、ソバは乾麺のよう、お風呂大人400円)で昼食を取り、行者の滝を眺めて帰途につく。 阿部 記

コース時刻:駐車場8:53−9:08第一世界谷地9:38−10:10第二世界谷地北側入口10:16−10:20第二世界谷地10:50−11:10駐車場

H30.5.26

  祭畤山(まつるべ山)    参加者:千田、石井、森、阿部


コンコンと沸き出す水場
 千田氏より声が掛かり、急遽「祭畤山」へ山菜取りに出かける。8時半にスキー場の駐車場に集合し、昨年と同じ所を散策しながら進んで見ようと話し合い出発する。陽射しが強く、久しぶりにエゾハルゼミの大合唱を聞きながらスキー場を横切って雑木林に入る。下り気味に進むと程なく植林された杉林に変わり、小沢を渡り沿って緩く登っていくとブナ林へと変わる。

 再度沢を渡る所の看板は、熊に齧られたのか支柱が短く尖っていて面影はなく、割られた板部はかなり下の方に有った。緩い登りが続き、足下には食べられそうな葉っぱも見えてきた。出発から約25分、豊富に沸き出す水場に着き小休止を取る。


祠近くの雪渓

左ピークが須川岳

山頂にて
 いよいよ山菜の確信どころに入る。しばし緩い登りが続き、足下を左右150度位をなめるように目を凝らしながら進む。シドケ、アエッコ、ミズなどチラホラ見えるが、取るのは帰りでも良いので手は出さない。まずは「ヒラタケ・ワゲー」と倒木を見渡すが生えていない。昨年は6月上旬で大量に生えていたが、今年は雨も続かず少し早かったようだ。

 やがてきつい傾斜に変わり、灌木や熊笹につかまりながら息を上げる。水場からやく30分で、大量のワゲーが生えていた倒木が現れ小休止を取る。やはり茸は生えていないが、根曲り竹の筍がチラホラ見えだした。休む間もなく、笹藪に体を突っ込み這いずり回る。何だか・・細い竹の子が多く、何となく上へ上へと誘っているようだ。


山頂からの展望
 結局、全員竹の子を探しながら這い回るように急傾斜を登っていく。ポケットに入れたり、レジブクロを片手に黙々と探す。木漏れ日の多い斜面は比較的育ちが良いが、日蔭や風通しの良い右側はまだ小さい。なかなかレジブクロが一杯にならず、ポツリポツリと落としていく人もいる。それを拾い集めても竹の子は増えない。

 約1時間半、急斜面と笹藪と格闘すると傾斜が緩くなり残雪が現れる。何だかんだで山頂近くにやって来たのだった。昨年は太い竹の子があったが、まだ先がが見えだしたばかり。食い頃のウドも見えるが背が高く取るのを諦める。残雪を更に進み藪に飛び込むと、食い頃の竹の子がポツリポツリと出始めていた。

 程なく夏道(ピンク・リポンが所々に有るが道は不鮮明)と合流して山頂に進む。11時過ぎ、山頂に到着。収穫は、各員中型レジブクロに半分くらいだ。山頂部はブナ林に囲まれているが、千田氏が刈り払ったと言う一角は見通しが良く「健康の森」や堰き止め湖等が一望できる。早めの昼食を取り、三角点周りを刈り払う。


スキー場を下る
 約1時間後、下山開始する。再び残雪を渡り、祠や須川岳を眺めて竹の子取りを再開する。急傾斜は後ろ向きになり、根曲がり竹などにつかまりながら下る。左右良く見えて、見落とした竹の子を取りながらルンルンと下る。

 残念ながら茸は無かったが、竹の子は家族で食べるのに十分な収穫量だった。竹の子の処理に手間が掛かるので葉物の山菜は採らずに下り、14時20分スキー場駐車場に全員無事に到着する。「6月上旬、リベンジしますか・・」と、言いながら解散する。

コース時刻:スキー場入口8:40−9:05水場−9:35標高2/5倒木−11:14山頂12:08−13:24中間倒木−13:50水場−14:20スキー場入口   

H30.5.20

  須川岳(栗駒山)山開き     参加者:森、吉家、菅原、阿部


神事・吉家氏

テープカット
 今回は、前日が雨模様のため20日当日の参加となった。20日、快晴の空のもと6時半、釣り山駐車場を出発する。しばらく進むと須川岳がクッキリと見え、山頂方面がうっすらと白くなっている。この時期には珍しく、どうやら夜に雪が降ったようだ。


苔花台付近にて

天狗岩手前
 7時判頃、新雪が降った温泉に到着。山開きの神事等の準備が始まっていた。吉家氏が主催者と打ち合わせ、我らも身支度を整える。周りには今回案内する登山ツアー客の41名の他、一般登山者も含めて総勢約60名が集まっていた。

 8時山開き神事が始まり、テープカットまで予定時間をオーバーして登山開始は8時50分過ぎとなった。当会の4名が分担し、列のトップからそれぞれ間に入って進む。

 源泉を過ぎると登山道には水たまりが現れ、更に夜に降った雪の重みで灌木の小枝が垂れて頭をかすめる。お花畑手前には残雪もあり、小枝が歩を阻み思うように進まない。それでも全員文句も言わず、澄み切った青空のもと景色を楽しみながら進む。

 お花畑にはタテヤマリンドウやショウジョウバカマが点々と咲き、その少し先にはイワナシが咲き出していた。苔花台付近からは、再び雪渓が現れゼッタ沢まで続く。新雪も混じり腐った雪に足を取られながらも、振り返れば焼石の峰峰が輝くように見渡せ全員大感激のようだ。ゼッタ沢に詰まる(被る)残雪はあと2週間位で無くなるだろう。今後しばらくの間、十分注意して渡ろう。


日本一の餅まき

イワカガミ
 地獄谷付近からは夏道が現れるが、相変わらず腐った道となり慎重に進む。昭和湖には10時頃に全員無事に到着するが、時間を押しているので小休止は10分ほどで切り上げる。ここから戻る数人と分かれ、急登に取り付く。例により、上部の雪渓が溶けて道は沢状になっている。しばし泥濘と小枝との格闘だ。

 20分ほど掛けて、天狗平手前まで続く雪渓に出る。益々腐った残雪に苦労しながら黙々と高度を稼ぎ、11時頃全員天狗平に着く。ここで月山や神室山等の絶景を楽しみながら小休止を取る。


鳥海山遠望
 天狗平から山頂までは全面的に夏道が出ているが、上部平坦部は泥濘があり靴を汚す。やはり、長靴が正解だった。11時半頃、山頂に到着。時間を押していたため、直ぐに山頂イベントの一つ「日本一の餅まき」が始まり一般登山者も含め全員で盛り上がった。

 12時15分、下山開始となり名残惜しく絶景を楽しみながら下る。天狗平ではヒメイチゲを見つけ(中省略)坦々と下って「おいらんコース」展望台ではイワカガミ、ミネザクラに少し進んでオオカメノキの花を鑑賞。おいらん風呂脇の岩には、ミネズオウにコメバツガザクラを見て感激しながら14時15分無事温泉に到着する。今年は、雪が少なかった割には花々の開花が遅れているようだ。国道の除雪は捗ったようだが、その後に低温が続い為のようだ。

 吉家氏が、お客さんと主催者に挨拶をして解散となった。ツアー客は、一部予定を変更して須川温泉・入浴へと散って行った。 阿部 記

コース時刻:温泉登山口8:50−昭和湖10:00−天狗平11:00−11:30山頂12:15−昭和湖13:20−14:15温泉登山口

H30.5.11−12

  早池峰山  レポート・写真:吉家


山頂小屋

吉家氏
 5月11日、田植え後の植え直しを午前中に終わらせ、午後3時に自宅を出発。東和町のスーパーで食料を調達し、小田越峠に5時30分着。習志野ナンバーの車が1台止まっているがまもなくいなくなる。

 12日5時起床しコヒーと血圧の薬を飲み出発する。一関三関在住の方と一緒になり雑談を語りながら一合目まで行くが、若い方と後期高齢者とではペースが違い「お先にどうぞ」とマイペースで登っていく。

 御金蔵に5時40分頃到着。終始強風で体が飛ばされそうで不安定な登行を続けていたのと、体が冷やされてやや大腿筋が痛くなってきて、先の不安を感じながら鎖場を通過し剣が峰に7時11分到着。

 強風地帯を過ぎ、御田植え場の木道から山頂の避難小屋まで快適な雪渓を進み7時35分山頂到着。天候もあまり良くないので早々に下山開始。

 下山時は、横や後ろからの強風で不安定な姿勢となり益々足に力が入らない。大腿部の筋肉痛に悩まされながら下山し小田越に9時到着。登りより下りに苦労した初めての経験だった。

 到着後朝食を摂ろうと思ったが、風が強く諦めて早池峰道の駅で遅い朝食と昼食を兼ねてようやく空腹を満たす。

H30.4.29

  須川岳・偵察    ルート:須川温泉−山頂−笊森山荘−須川温泉     参加者:森、吉家、菅原、阿部
 
 29日7時、集合先の森宅を通行許可登録車両で出発する。何度か須川行きの延期を繰り返し、やっと好天に恵まれた。8:25頃に温泉に到着し、8:40温泉登山口を入る。


お花畑手前分岐付近より山頂を望む
 源泉を過ぎると直ぐに雪渓が現れ、出来るだけ起伏を避けて真っ直ぐと進む。残雪は昨年より少し少ないようだ。お花畑の長い木道は3割程顔を出しているが、残雪上を快適に進む。ゼッタ沢には、まだ豊富な残雪があり踏み抜く心配は要らなかった。

 直ぐに地獄谷の硫化水素の臭いがして、少々呼吸に注意しながら進む。ガスの吹き出し口上部・少し手前あたりから、夏道が現れて腐った道を慎重に進む。再び残雪が現れ、昭和湖に着く。雪面に指導標の頭がチョイと見える。昭和湖の東側からは、相変わらずガスが吹き出して雪面が黄色くなっている。一通り観察して、残雪上を昭和湖上部に登り小休止を取る。


賽走り付近より焼石方面を望む
 夏道からは大きく反れて進んできたが、間もなく夏道付近と合流して豊富な残雪上を快適に高度を稼ぐ。ピンクの目印が要所要所に立てられ、迷うことはないようだがガスの掛かっている場合には十分に注意したいところだ。上空には少し雲が懸かり、展望は霞で辛うじて和賀岳あたりまで見えている。

 まだ山慣れしていないせいか、我を含めてみんなも足取りが重い様子だ。黙々と高度を稼ぎ、夏道のブッシュ地帯に入るが、薄い残雪が歩みを阻む。延べ二回ほど残雪を踏み抜き、スローペースで天狗平に着く。ヒメイチゲはまだ芽を出していない。

 天狗平で、霞んで見える月山や神室山を眺めながら小休止を取り、雪のない尾根を山頂へと進む。約20分で賑わう山頂に到着し、撮影をしていると岩手県連盟の仲間が20名ほど現れ少し談笑する。この日の山行の事は県連から連絡は有ったようだが、途中で途切れていたようだ。


山頂にて

遭難碑付近・赤布目印付け
 小休止後、磐井川源流を経由して笊森山荘を目差し出発する。腐り始めた残雪をカガトで蹴りながら、遭難碑まで坦々と下る。ここからは目印が途

磐井川源流部
切れているので、竹に赤い布きれを結わえて点々と立てながら進む。源流付近の雪壁は何時も通りに見えるが、裏掛けコース側に入ると残雪が少なく笊森山荘に続く雪原に出るには10分ほどのブッシュこぎとなる。少し難儀して広い残雪上を快適に進み、山荘に到着する。早速、窓の雪囲い板を外し小屋に入って昼食タイムとする。

 13:00笊森山荘を出発し、雪のない夏道を源流に向けて進む。雪壁が見え出すと残雪も現れ、急傾斜を一旦下り雪壁下部へと着く。何時も通りの雪の付き具合に見え、撮影をしながら夏道側の残雪上を進む。このあたりから再びピンクの目印が立てられてあり、しばらくは間違うことは無いようだ。


三途の川上部を下る
 坦々とやや平坦な雪上を進むと間もなく産沼のある雪原に出る。ここからは目印に沿って小灌木の茂る夏道に入るが、水たまりや雪が交互に現れ踏み抜き等に注意しながら進む。しばらくするとブッシュの影に雪原が見えて、そちらへとコースを外して雪原へと出る。温泉コースや昭和湖付近が見渡せる、三途の川上部で小休止を取る。

 10分程休み、一気に下って三途の川の雪渓を渡る。沢の一部が顔を出しているが、あと10日間位は雪上を渡れそうだ。ブナの大木帯を再び上り、空気弁付近から夏道付近を反れてゼッタ沢に続く残雪を下る。間もなくゼッタ沢を渡り、少し登ると自然観察路分岐付近に出る。朝通った雪原を坦々と戻り、温泉登山口へと到着する。

 コース全体として特に問題なく、いつもの時期通りだが昭和湖の縁から吹き出すガスの量が少々増えている気がした。湖縁に狐や狸が死んでいた年もあった。風のない日は気をつけたいものだ。なお、全体的に夏道が現れるのは、5月下旬頃になりそうだ。 阿部 記

コース時刻:温泉口8:40−9:35昭和湖上部9:45−10:26天狗平10:33−10:55山頂11:10−12:00笊森山荘13:00−13:51三途の川上部14:00−14:43温泉口

H30.3.27

  栗駒山  山行・報告:吉家

 自宅を7:00出発、8:10到着。寒い。晴れてるが一部薄曇りになり始める。除雪作業員がゲートを開け始める。いこいの村跡から約半分ぐらいまでロターリー除雪が進み、イワカガミ平まで直線コースがとれず約一時間弱かかる。

 あとから来たスノーボーダーの方に写真を撮っていただき、その後 真湯沢から中央コースを過ぎ山頂直下で下山途中の方としばし歓談。その方曰わく「いこいの村跡地を6時出発し、岩鏡平7時通過、山頂9時頃到着した。今年4回目で一番良い天気だ!」と。年齢は、私より10才歳上で82才との事。

 私も「ヒィーヒィーと息を切らし」頑張って山頂11時頃到着。頂上の指導標・祠などエビの尻尾の付着は無く、ほとんど溶けて一部地面が露出している所がある。スキーヤーの方に記念をお願いし11時半頃同コース下山す開始する。

 岩鏡平まで来ると除雪作業のブルが昼食休憩中、いこいの村跡地まで除雪の谷間で苦労しながら駐車場所に13時到着する。積雪は昨年よりかなり少ないようだ!。 自宅に着いて写真を確かめると全て真っ白、証拠写真なしガッカリ!!。

コースタイム:いこいの村跡地8:20→イワカガミ平9:20→中央コース分岐点10:20→山頂11:30→11:45下山開始→イワカガミ平→12:20→いこいの村跡地13:10着

H30.1.17

  中尊寺・金鶏山ウォーキング  主催:年金者山の会  参加者20名


毛越寺北側

田圃上部の上り・ここからややきつくなる

展望地・東屋
 1月17日は雨か霙が予想される天候の元、毛越寺近くの武蔵坊駐車場に集合する。当初は15名の参加予定だったが、会員の口コミにより驚くことに仙台からの2名を含む20名もの山好きが集まった。

 軽く新年の挨拶を交わし、パンフレットを見ながらコース等の説明を聞き9時40分に隊列を組んで出発する。気温はこの時期にしては高く、積雪も昨年よりは少ない様子だ。しばらくは毛越寺北側の庭園沿いに進むが、杉林と照井堰に挟まれた道は、ほぼ水平で歩きやすい。

 出発から15分ほど進むと、車道に出て高速道脇に出る。そこから案内板に従い、高速道と平行するよう緩い登りが始まる。道は全体にウオーキングトレイルとして整備されて、舗装道路のような傾斜になっている。高速道のトンネルが左奥に見える頃、北側の谷沿いに曲がり傾斜もややきつくなる。

 程なく、3畝位の田圃が数段並んで現れる。こんな所でもコンバインが入った様子、なんぼ取れるか採算が・・・?と思わず同情。雑木と松林に挟まれた道には、所々に熊除けの板木が吊されてある。無雪季には熊が現れる様子だ。


小沢沿いの(橋状の)木道
 道脇の積雪は10cm位だが、傾斜があるので滑らないよう慎重に高度を稼ぐ。けっこう汗ばんでペースを落とす人もいるが、合わせてゆっくり・のんびり進む。小さな沢には立派な木橋が架けられ、丸太の階段も多い。少し気になるのは、いずれも木製なので腐敗が進んでいること。木橋には穴のあいている所もあり積もった雪に隠れている所が有りそうだ。

 一汗かくと車道が現れ、傾斜は緩くなる。しばし、歩道を西側に向けて進む。5分ほど進むと、東屋が現れ、新奥の細道展望地に着く。ここで、コースの登りはほぼ終わりとなる。出発から約1時間だ。昔は無かった大きな石碑もあり、それらを見ながら大休止を取る。


金色堂前にて
 10分ほど休んで再び歩道に戻り下り気味に進む。道標が現れ、右側の給水塔に向かって少し登る。給水塔あたりが、この山塊のピークのようだ。そこからは、尾根沿いに下り気味に進む。春先の新緑や紅葉の時期は更に楽しそうだ。程なく尾根から反れ、下りコース両側には、アジサイが植えられていて下の車道まで続き、梅雨の時期には花も楽しめそうだ。途中には丸太の階段も多く、けっこう傾斜がある。

 やがて小さな沢が現れて、少し広い木道が現れ長く続くが、例によって数カ所に穴があいていた。踏み抜かないよう慎重に下る。民家が見えると直ぐに車道が現れる。車道を横切り再び散策路へ入り、お堂や民家(お坊さんの家)の前を通過すると金色堂下の駐車場近くに出る。


東物見台より

金鶏山・山頂にて
 観光客は、さすがに少ない。ここまでも全員疲れた様子はない。少し車道を上り、金色堂前で全員の記念撮影をする。金色堂に参拝後、讃衡蔵に立ち寄りトイレ休憩を取る。中尊寺は見所がいっぱい有るが、目の仏さんと中尊寺本堂で合掌し月見坂を下る。途中東物見台からの光景を満喫し、近くの石碑に刻まれた和歌を堪能して県道300号に出る。

 歩道を数分進み、花立バス停の少し手前から右折して旧キャンプ場へ向けて車道を進む。古いバンガロー群の脇を少し下ると金鶏山入口が現れる。先に武蔵坊に行く仲間数名と分かれ、金鶏山への登りに取り付く。少し杉林を進むと雑木林に変わりきつい登りが現れ、5分ほど息を上げると小さな祠のある金鶏山・山頂に着く。見通しは良くないが、冬枯れの木の間から無量光院跡がチラリと見えた。祠を一周して下山。入り口に立つ義経妻子の墓に手を合わせ、車道に出る。そこから5分ほど下ると武蔵坊に着く。結局、チーフリーダーが良かったのか雨・霙には会わなかった。

 大広間に荷物を置いて、早速入浴タイムとする。数十分後、全員揃ったところで日本山岳ガイド協会の安全登山ハンドブックを資料に森さんの簡易講習会が行われ、続き昼食を取りながら自己紹介や反省会に今後の予定を話し合いながら2時間ほど楽しんで解散となる。殆どの人は久しぶりの中尊寺界隈だった様子で、改めて世界遺産となった地を心から楽しんだ様子だった。それと、心地よい汗を流し、心地よい疲労感・足慣らしに大満足し帰路に就いた。小雨が降り出していた。 阿部 記

コース時刻:武蔵坊9:40−金鶏山12:00−12:15武蔵坊

     ほか、各たよりはよも山掲示板バックナンバー(H23.10.16−H27.12.3)
バックナンバー2(H28.2.12−H29.12.13−14)
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山の図書案内

2011.5.15

「焼石岳の自然を訪ねて」が発刊されました

栗駒国定公園焼石岳の素晴らしさに出会った人も 又これから出会いたい人も 手にしたい一冊。

同じ国定公園内の栗駒山とは異なり、多くの植生が手つかずの状態で残されています。自然を、高山植物を愛する方、この本をお供に焼石岳を思いっきり楽しんでみましょう。焼石岳で見られる動植物が殆ど載っています。(刊行委員・八重樫様の言葉、一部引用)

一関の自然刊行委員会発行、184ページ、1500円(税込み)市内の本屋・高原温泉、胆沢国道397号沿い温泉・胆沢まるごと案内所等で入手できる。



東北地方案内
山 域 状   況
早池峰山  H28.6.10:河原の坊コースが通行止めとなりました。去る5月26日の大雨により、山頂から約く150m下った千丈岩付近から打つ石、御座走り付近までの道の一部が崩落しました。登山道はえぐられ、浮き石が大量に発生しているとのことです。今期の通行は見込めない。南面側からの登山は、小田越コースをご利用下さい。
焼石岳  H26.10.1:中沼コース登山口までの林道は、国道397号を水沢側から行く場合、尿前渓谷にかかる橋を渡りすぐに右折した所になります。大きな案内板があります。旧工事用道路を通れるようになったため、若干時間短縮されます。

その他の地方

山 域 状   況
男体山  H15.10 男体山の標高は1893年に計測された2484mだったが、登山者からの指摘を受けて再計測の結果、2m高い2486mに110年ぶりに変更された。ちなみに、現在の三角点より11m南西方向の剣の立つ岩の上が最高点とのこと。