簡易4段GP

144Mhz用
 このANTは、アンテナハンドブックのJA4VMU氏の記事からヒントを得て製作しました。
 図のように一本のIV線を寸法のとおり折り曲げて、ウレタンで固定し、390mmのコイル部分は、エンビバイプを利用して固定します。
 図解はしませんでしたが、ベーク板なども良いと思います。ポイントは、390mmのコイルを2回以上巻かないことと、コイル仕上がりを30mm以内にすることです。
 給電は、同軸の心線をトリマーに、その反対側を390mmコイルの下から60%部に半田付けします。同軸の網部分は、4本のラジアルとコイル下部に半田つけします。図では、見やすいいように書きましたが、コイル内部で細工します。
 ANTの先には、5mmぐらいの輪を作りナイロン紐などでつるして使用します。当局は、グラスのがら掛け用の釣り竿を利用しています。
 調整は、SWR計を見ながらトリマーを回します。SWRが下がらない時は、60%部を移動して最良点を探します。調整終了後コーキング材などで防水します。
 持ち運びは、IV線ですから、自由に折り曲げザックなどに縛り付けます。使用時は、少々の曲がりは気にせずに図の様に伸ばして使います。
 ちなみに、430Mhzは全体の寸法を1/3にすればよいです。