太幸邸「白鳥梅の会」への入会の御案内


理事長   大野  晋
副理事長  久木田禎一
副理事長  帷子  研

明治43年五代太田幸五郎建造の太幸邸(だいこうてい)の建物、並びに大正2年から13年にかけて六代太田幸郎造園の武学流の様式を伝える庭園を後世に継承するため、維持の手助けをする太幸邸「白鳥梅の会」に是非御入会いただきたく御案内申し上げます。

 また、太幸邸を核にして下記の3つを目標にこの会の活動を全国的に拡げていきたいと考えています。

1.文化財的な古い建物や庭の所有者とのネットワークづくり
  文化財的な価値を有する古い建物や庭の所有者の中には、維持・管理・保存・修復・継承などの問題や公開の方法などで苦慮している方が少なくない.会では、このような方々との連携を深め、情報交換を行うとともに、互いに力をあわせて、問題解決に向けての検討を行っていきたい。

2.日本建築や日本庭園の技術者・技能者のネットワークづくり
日本の伝統的な建物や庭の維持・補修などのついては、資金的な問題ももちろんあるが、近年、そういった技術者、技能者などのいわゆる職人が少なくなってきており、維持・補修を行う際の深刻な問題になってきている。
会では、太幸邸の維持・補修を通じて、職人グループとの交流を深めるとともに、技術・技能の伝承や後継者の育成などの問題も検討していきたい。

3.日本の古い建物や庭に関心のある人達のネットワークづくり
公的な施設や寺社などは、一般の人でも比較的自由に見学できるが、個人所有のものには関心があっても見学などができないのが実情である。また、こうした古い建物や庭の維持や保存に理解のある人も具体的にどのようにかかわりを持てば良いのかわからない場合が多い。
会では、多くの人に呼び掛けを行い、古い建物や庭に関心を持ってもらうためにPRに努めるとともに、仲間づくりを行っていきたい。
また、個人所有である太幸邸に興味をもたれる方々が、邸内を見学したり、互いに交流を深めながら、会員の皆様に快く楽しんでいただける会です。樹齢450年を越える老梅が可憐な薄紅色の花を咲かすころ(毎年4月第3土曜日)のお花見会を兼ねての総会、建築・造園・文化財等の専門家の方々による講演会、美術・伝統工芸等の作家の作品展、文化財価値の高い民家の見学会など、四季折々に会員の方々の交流を深める楽しいイベントを開催しております。
以上のような主旨および活動を御理解いただき、御賛同の方は、下記事務局宛、入会の申し込みをお願い申し上げます。

年会費   個人会員: 一口   2,000円  (但し、口数は、年度により変更可)
      法人会員: 一口  10,000円  (但し、口数は、年度により変更可)
      賛助会員: 一口  50,000円  (但し、口数は、年度により変更可)

入会先   〒029-4208 岩手県胆沢郡前沢町七日町58番地
             太田裕子方  太幸邸「白鳥梅の会」事務局
      TEL/FAX:0197−56−6330
会費納入先(郵便振替)   口座番号:02390-4-38387
              口座名称:太幸邸「白鳥梅の会」


top page