尾形よしみ2つの現状

1)おおまち新鮮館の現状について

 平成17年7月のオープンから4年余、地域の皆様が交流し消費する場所として、また農業生産者の方々の出荷場所として多くの方々に愛される施設に成長した「おおまち新鮮館」ですが、当初から1年を期間とした短期賃貸借契約により運営してまいりました。「おおまち新鮮館」としては二千万円以上の設備投資を行っていることから長期の賃貸借を望み要望をしてきましたが叶わず現在に至っています。

 昨年ダイエー様より、これまで市が取得する前提で社内協議を行ってきたが、その姿勢が見えないことから1年更新については段々難しくなってきている旨話をされました。そこで「おおまち新鮮館」の運営会社である一関まちづくり株式会社がダイエー一関店を取得することの可否をダイエー側に問い合わせ、結論としては可能との返事をいただいているところです。しかしながら、取得運営には3・4階部分を行政が利用し使用料を負担していただく必要があると試算され、本年6月市に利用を前提に検討会に参加して欲しい旨要請を行いましたが、今現在、市の利用を前提とする回答はいただいておりません。

 来年の、平成21年4月以降、継続利用するためには、本年秋頃までに一関まちづくり株式会社の姿勢ををダイエー側に伝えなければなりません。「おおまち新鮮館」は、継続か閉鎖かの岐路に今あること、これが現状であります。

2)磐井病院跡地の現状について

 本年9月県医療局は、磐井病院跡地について地域環境、防犯の観点から建物を取り壊すことを発表しました。跡地について一関市は、更地を前提に取得する覚書を平成12年2月県と取り交わしており、取得後の活用策については平成19年10月作成された「磐井川堤防改修に関わるまちづくり基本構想(素案)」のなかに次のように報告しています。

 跡地については、県が今すぐ更地化できないため、直ちに市が活用できる状況にないとした上で、これまで公共施設の再配置による活性化の可能性の検討をした経緯もあり、現段階では国等の出先機関の庁舎用地としての利活用を検討すると結論づけています。更に8月開催の定例議会において市は、医療局の発表と一ノ関駅周辺整備に関する構想(素案)と様々な団体等の意見に鑑み、再度利活用について今後検討していくと答弁しています。

 この間の市の姿勢に、利活用についての積極的な姿勢が見えないことが、後手後手の対応になつているものと考えます。駅周辺、磐井病院跡地等、中心市街地活性化に向けた筋の通った施策が今求められています。

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