尾形よしみ3つの変革

1)議会の変革について

 議会の役割は、市長との相互のけん制と調和によって公正な行政を確保するという、チェックとバランスの機能をいかし、市民のための市政を推進することです。

 今なぜ議会に変革が大事なのか。

 それは合併後の一関市の目指す姿が、新市長のもとで更に明確なものに創られていくと想定されるからです。議員のまた議会の意見が市民に、また行政の執行者である市長に明確に伝わることが必要なのです。
 そのために求められる議会の変革は、勿論、議員のたゆまない資質向上の努力が第一です。次に、議会の運営方法等にも変革が求められます。

 議会での質疑や意見交換が十分できるように、質問方法、質問時間、質問回数等について変革(改善)をして参ります。

 現在は、議場の壇上から議員に向かって質問を行っていますが、市長や部長を向いた対面形式で一問一答形式に変えていくことが必要です。また質問時間は現在の30分から1時間に、質問回数は3回から制限なしにすべきであります。

 市長ら執行部に「反問権」を認め、議員の発言力を含め資質向上を図ります。

 現在は、事前の質問通告に職員が聞き取りを行い、職員が答弁原稿を作成し、市長始め答弁者がその原稿を読み上げる形式的質問になっています。真の議論を行うためには、議員の質問に対し、市長等に質問趣旨について議員に問う「反問権」を認め、答弁書の棒読みでない自らの言葉で応答を期待するものです。 

 定数の減 34人の定数を30人以下の定数に。

 今の姿勢課題に迅速な対応を行うため、また行財政改革の一環として議員も痛みを共有すべきです。

2)行政の変革(市職員の意識変革)について

「一ノ関駅周辺整備基本構想(案)」を例にして話をします。
 一関市では平成20年4月から行政と市民がパートナーとなりまちづくりを進めようと「協働のまちづくり」を推進しています。しかしながら「一ノ関駅周辺整備基本構想(案)」の内容を「協働のまちづくり」の観点から見てみますと大きな問題点が行政内にあることが判ります。

問題点1) 市民が今何を求めているかの理解が行政(市職員)に欠けていること。

問題点2) 協働のまちでくりであれば、構想(案)策定の進め方に問題があること。

 市の構想(素案)に対し、ワークショップ・一関商工会議所・議会特別委員会・市民検討委員会の検討結果は、否定的内容を多く含むものとなっており、一ノ関駅周辺整備事業の内容、今後の進め方が、一関市の課題解決に必要なものであるにもかかわらず先行きに暗雲を残してしまいました。

 課題解決には早急な手だてが必要な時に、今回の事案は残念でなりません。

 行政に変革(市職員の意識変革)が大事なのかご理解いただけたと思います。

「一ノ関駅周辺整備基本構想(案)」に至るまでの経過
・平成19年5月市役所内部で、磐井川堤防改修事業、都市計画マスタープラン策定、中心市街地基本計画策定にあたり公共施設の再配備の検討チームを立ち上げ、庁内各課が抱える施設について具体的に施設名をあげ課題・方向性を7月までにまとめ上げました。
 具体的には、一ノ関駅及び関連施設、図書館、勤労青少年ホーム、女性センター、旧ダイエー一関店、国の出先機関の合同庁舎化、磐井・南光病院の跡地利用等、合計で20の課題が検討されております。
・同年7月検討チーム会議で、構想策定の基本方針として、一ノ関駅東西自由通路・橋上駅について構想策定に位置づけることとし、このための施設整備として集約化をする方向で検討するとした。また構想策定後の進め方についても、1)構想案に市長説明、2)構想案の決定、3)議員説明、4)民の意見聴取、5)構想決定の順で進めるとした。
・平成19年10月基本構想(素案)が市長に報告された。
・平成20年4月「一ノ関駅及び周辺地域整備調査」(事業費1,000万円)をJRに早い時期に発注することかから、基本構想(素案)のうち駅周辺にしぼって検討することとした。その結果、一ノ関駅及び周辺地域へ配置しようとする施設について規模等を数字で明記しJRに検討依頼する。
・平成20年11月議員全員協議会説明
・平成21年1月〜3月市民参加による一ノ関駅周辺の整備に関するワークショップ開催し提案書を提出
・平成21年3月一関商工会議所が一ノ関駅周辺整備に関する意見書を提出
 ・平成21年3月一関市議会に「一ノ関駅周辺整備等特別委員会設置され、同年9月委員会としての意見を報告
 ・平成21年5月〜8月一ノ関駅周辺整備まちづくり市民検討委員会を開催し構想案を市長に提出。

3)市民の変革 変革を実現するために選挙(選択)が大事です。

 4年に一度の選挙の意味は、市民と市長、議会が一緒になって、今後の一関市をどのように創っていくか主張し、その主張を選択するものです。
 主張の選択がなされた後は、市民、行政、議会が一丸となりまちづくりに邁進することが大事なことです。
 以上のことを、逆から見ますと
 今特にも求められている協働の地域づくり、すなわち市民と行政(市長)、議会が一体となってまちづくりを進めるためには

 市民の深い洞察による市長、議員の選択が必要ですし

 選択するためには、議員、市長は、変革の時代感覚をもち、しっかりした主張を行わなければならないのです。
 地域課題に対し、また市全体としての課題に対し明確な主張を持つこと、伝えることが大事なのです。

 変革の第一歩は皆様の選択にかかっているのです。

 一関市には、市全体の課題として雇用対策、産業振興、医療体制の充実、子育て環境の向上、協働のまちづくり等々が、私の身近な地域課題として磐井川堤防改修問題、一ノ関駅周辺整備問題、おおまち新鮮館・磐井病院跡地等市街地活性化問題等、課題が山積しております。
 尾形よしみは、不動産鑑定士としての専門性、経験と知識を活かし課題に対処していける力があると確信しております。
 最後に皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。