私は議案第23号、平成21年度一般会計予算について賛成する立場で討論するものであります。
本件一般会計予算は、昨年来の厳しい経済状況・雇用不安に対応したもので、また今後更なる悪化が予想されるなか、市民生活を守る上で、予算の早期執行が最重要なことと認識いたしております。従って本件予算には大局的な見地から賛成をいたすものであります。
| しかしながら本予算には多くの問題がありますので指摘をしておきます |
もやもやした一関市政をスカッとした「青空」に!
少数の有力者が市政をあやつり、その人たちの意向を無視してしては何にもできない。大型事業のほとんどが市民のニーズというより、市民の知らない間に計画が具体化してきているのです。
この言葉は、他ならぬ浅井東兵衛氏自身が平成11年1月旧一関市長戦で後援会報でのべたもので、いわゆる県立磐井病院移転問題を、いつ、だれが、どのような理由で決めたのか曲がった事が嫌いです、として市民に訴えたものであります。
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平成21年度一般会計予算には、浅井市長自身がかつて問題提起した、いつ、だれが、どのような理由で決めたのか
10年前の県立磐井病院移転問題と同じ構図が見え隠れします。
その同じ構図とは
| 一つに、 |
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磐井川堤防改修に関わるまちづくり基本構想(素案)とその中心である一関駅周辺整備計画であります。
平成19年5月磐井川堤防改修に関するまちづくり検討チーム会議に示された目的には
磐井川堤防嵩上げに伴い影響を受ける公共施設移転整備を検討し、また影響を受けない施設の再配置や明き利用の利活用も検討しながら、もって中心市街地周辺における総合的なまちづくりに資するとともに、都市計画マスタープラン、中心市街地活性化基本計画におけるもりこむべき事業・施策の方向性を検討するとあります。しかしながら、2年後の今示されているものは、一関駅および周辺地域整備事業に特化したもので、中心市街地の総合的まちづくりとはあまりにもかけ離れています。トータル的まちづくりはどこに行ったのでしょうか。 |
| 二つに、 |
| ● |
滝沢地区を特定するがごとき新工業団地整備構想策定と同地域でのアクセス道路の調査費でもあります。 |
| 三つに、 |
| ● |
一関図書館新築移転計画であります。
平成19年10月策定された一関駅および周辺地域整備事業構想の中核施設は教育委員会、市長部局いずれも図書館としております。
しかしながら、教育委員会の意志決定機関である教育委員会議に示した時期は平成20年11月25日定例会であります。
いつ、だれが、どのような理由で決めたのか曖昧であります。
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これ以上詳しく申し上げませんが、これらに関係する予算案には多くの問題が内在しています。
市長はことあるごとに職員の意識改革が必要と述べてきましたが、意識改革が真に必要なのは市長、副市長、収入役、の三役、また教育長、教育部長ではないですか。
市内部には、意識改革が進みにくい何かがあるのでしょうか。
強い事を申し上げれば、人身一新、選手交代が必要なのかもしれませんが、
現段階では、
| 市長、はじめ三役 教育長 部長以下のすべての職員には、議会から指摘を真摯に受け止め、猛省(もうせい)していただきたい。 |
さて、私は、次のことも述べておきたい。
今回の事と10年前の県立磐井病院移転問題とは見方を変えれば次のような相違があることに気づきます。
| 県立磐井病院移転は、事業主体が岩手県で、一関市は場所の選定を行うものでした。建設場所で様々議論がなされようが、最終的には岩手県が建設を進め移転は完了したのであります。すなわち病院移転という課題は岩手県にあったのであります。 |
| 一方指摘した問題点、場所を含め図書館の移転、新工業団地の整備、また中心市街地活性化、は一関市自身の問題であり、一関市が自ら責任をもって最後まで整備を行っていかなければならない自分たちの課題であることです。 |
課題の所在と、課題解決の主体の相違であります。
これまで旧一関市は、二つの対峙する極、極論すれば良いか悪いかの対立軸を設け、判断基準としてきたような思いが強くあります。問題点だけを追求し課題解決の方策までも否定てしまうこともあり、対局を見失う議論の結末はあまりにもむなしいものでありました。
問題点を知り それが一関市民の共通の課題であると認識されたなら、市長はじめ私たち議員も、また勿論住民も課題解決のために心を一つにしなければなりません。
過日 奥州市で地震義援金の使い道を巡って、市の考えについて市民、議会で大きな論争巻き起こった事があった際、奥州市長は「議論の落ち着くところを見いだし、前進した方がよい。」と述べたそうであります。
一関市も課題解決のためより良い方策をいま探さなくてはならないと考えます。
そこで
今後出されるであろう一関駅周辺整備に関するワークショップでの意見、一関商工会議所の提言、パブリックコメント等々を受け止め、合意形成をきめ細やかに行うこと、また、議会に対しても説明を十分におこない理解を得ることが求められます。
私は、一昨日の予算審査特別委員会での採決では、予算の問題点に大きなウエイトをおき反対をいたしました。
その後、議長に対する予算審査特別委員長報告には 一関駅周辺整備計画並びにそれら関連予算、また新工業団地整備構想等策定事業並びにそれら関連事業予算について、議会の理解が得られるまでの間は、予算執行を見合わせることが盛り込まれました。
また一関市の課題解決には議論の落ち着くところを見いだし、前進した方が良いとの認識をとるにいたりました。
最後にもう一度申し上げます。
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市当局の説明責任が果たされる事を前提に、問題点を認識しながら、課題解決のため、当局と議員、また市民の心が、一つになるよう願い、私の賛成討論といたします。 |
ご静聴ありがとうございました。