尾形よしみ市町村合併を考える

3)6月定例会最終日緊急質問

2003年6月23日

6月定例会最終日で緊急質問をおこなった内容について。

先ずは千厩町のHPで広報せんまやの質問指摘部分をお読み下さい。

http://www.town.senmaya.iwate.jp/index.html の町の未来都市市町村合併三番目のQ「なぜ、千厩町は任意合併協議会に参加しなかったの?」に対する回答部分です。

Q)なぜ千厩町は任意合併協議会に参加しなかったの?

 今回の合併は、近隣の市町村が助け合うといった精神を抜きにしては考えられません。

 しかし、一関地方任意合併協議会は、東磐井郡の特定の町村に対して参加を拒むなど、あってはならないことが現実に行われてきました。この背景には、合併の基本理念がないままに、財政論や効率論にだけ目を向けて進められてきたところに要因があります。千厩町は、任意協議会が設立される前から、このような進め方に対して疑問を抱き、不条理さを訴えてきました。

 しかし、千厩町の願いは聞き入れてもらえず、結局、一関地方任意協議会への参加を見送りました。

 今、この地域における合併の具体的な動きは、一関市を中心とした四市町村だけですが、千厩町としても、合併は避けては通れない重要な課題です。

 合併特例法の期限が刻々と迫ってくる中で、将来に禍根を残さないためにも、町民の皆さんと十分な論議を交え間違いのない選択をしなければなりません。

 財政論や効率論だけでなく、将来にわたってゆとりと豊かさが実感でき、個性的で味わいのある「理想郷」をぜひこの地域に実現するといった、強い信念の下、合併を進めてまいります。

このことについて私は一関市長に次のように質問しました。

「不調法な部分がある」「市当局が市議会に説明してきた内容と違う。市長の所見をうかがいたい」

これに対して市長は

「参加を拒んだという記載は二町(大東町、藤沢町)を指したのだろうが、一町には財政状況を明確にしてほしいと要請したのであり、もう一町は任意合併協で意見がまだ一致していない現状を伝えた。参加を拒否したことは一度もない。合併理念も、将来の若年層の人口減に対応した新しいまちづくりを掲げている。(千厩町から)不条理だと訴えられた覚えもない。非常に心外である」

と答えました。その後岩手日報に千厩町長の次のコメントが載っております。

「市長からは参加を断っていないとの説明を受けているが、こちらの主観では拒んだように感じられた。合併の理念やビジョンをよく話し合わないままで任意協議会を設置するのはおかしいということを市長に訴えており、それを不条理と表現しただけだ」

と話しております。

 今、地方公共団体の首長は住民に「合併ついて」理念やまちの現況について盛んに説明を行っています。このことは私たちのまちが、日本のなかで、東北のなかで、また岩手ないし磐井地方のなかでどのように進んで行くのかという大事な問題なのですから当然のことと言えます。そんななかで千厩町さんが「広報せんまや」という公式の場で住民に分かり易く合併について広報したことは住民にとっても有益なものと理解します。


 さて、合併特例法のなかで進めようと様々な動きがなされている今、まさに微妙な時期に何故質問しなければならなかったのか。

 前段でも書きましたが、首長・議員は合併について住民に説明し理解を得るよう努力をしなければならない責務があります。そこで説明すべきことは合併についての理念であり合併後の将来像であり、またそれは自身の言葉・表現でなされなければなりません。そういう意味で先ずは自分の考えを披瀝しその上で公に議論すべきと考えたからです。

 同時に両磐で9人しかいない首長の間でも未だにこのようなコミュニケーションがとれていない発言があるということは、今までに充分な時間があったにも関わらず、誠に残念であると感じます。

 私は、従来から合併は「地域社会の再生」が理念であり目的であると述べて参りました。せんまや広報の6番目Qに対する回答でも新たな地域づくりのチャンスと書いてあります。地域コミュニテーの構築には大きな困難がありますが、それに向かって住民一丸となって邁進するよう共に行動して行くことが今一番大事なことと考えます。千厩町さんを含め多くの地域と率直に話し合いができることを願っております。

 私の考え方を確認する意味でもご意見を頂戴したいと思います。

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