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12月5日正副議長を交えた会議を受け、9市町村長の約4時間にわたる協議がなされ、最終的に9市町村の合併協議会を解散することで首長は合意しました。本年8月、9市町村の両磐合併協議会がスタートしほぼ4ヶ月、26合併協定項目のうち22が合意され最終局面をむかえていただけに、このたびの解散は誠に残念、無念であります。
市民の皆様も、ここに至っての白紙化は驚きと不安が入り交じっているのではと推察いたします。まずもって皆様に尾形よしみ、議員としての力不足をお詫び申し上げる次第です。
議会での協議会廃止の議決の後、来年の3月までの合併に向け市町村長が相互に話し合いを持ちたいとの意向もあり、新たな枠組みづくりは急速に進むものと見られます。その後には限られた時間内で合併協議がこれまで以上のテンポでなされていくことと思われます。
今回の9市町村の合併協議破綻は、様々な教訓を残しました。
市長説明や新聞報道によれば、新市名の決定過程における平泉町の行動が合併協議を継続できない程の背信行為であり、信頼関係を損なうものと判断しここに至ったとありますが、本当にそのことだけなのか、今後の合併協議に活かすためにも踏み込んだ検証が必要であります。
| 尾形よしみは次の点を問題点として指摘します。 |
| <1> |
合併による新しい地域づくりのビジョンがないこと、また合併後の地域がどのような姿なのか示されていないこと。
当初の広域的な呼びかけと、最終9市町村の枠組み実現までに首長間に意志の齟齬があったこと、また住民投票の実施等により9つに至るまで時間的ずれが生じていたこと。このことの相互不信がクリアされないま先を急いだ合併協議が淡々と進んだこと。 |
| <2> |
首長間の意思疎通をとる会議の開催があまりにも足りなかったこと。 |
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約4ヶ月余りで合併協議をまとめるスケジュールが、事務局主導の運営となり、首長・議会・協議会委員の意思形成過程に確信を持つことができにくかったこと。 |
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新市名、建設計画・財政計画等の重要な項目も、十分な協議時間の確保が保証されないまま協議会が進められたこと。 |
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新市名の決定に際しての採決等、協議会の議長である一関市長のリーダーシップが発揮されたとは言い難いこと |
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一関市民の新市名に対する思い、市議会の新市名等の協定項目に対する動き等について、不正確な情報が伝えられ、またその情報が信憑性ある情報として伝えられたこと。 |
これまでの論調は、平泉町の信頼関係を損なう行動を主たる理由として白紙化に至ったとしているが、最初の4つに平泉町を加え5つになるとき、平泉議会・町民の大部分は新市名は「平泉市」を望んでいる事を他の4つの首長・議会・住民は十分承知をしていたはずであります。
信頼関係を損なう行動が合併を否定するもので、民主主義を否定する重大な問題とも言って居りますが、先の平泉町の特性を承知していたことと、合併に関して最終意志決定機関は関係市町村の議会にあることから、そのような主張が大上段に振りかざす事柄とは思えません。
今回の9市町村の合併協議破綻は、関係市町村の首長、議会、住民、事務当局に様々な教訓を残しました。関係者は、この教訓を活かし一関を含むこの地域の将来のため最大限の努力を傾注しなければならないと考えます。
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この地方の最後の合併協議が始まった。白紙化からここに至るまで、1月11日本会議で佐々木文人議員が質問した「7つの枠組みを議決することで花泉町に圧力をかけたのではないか」と同様の話をいくつか耳にした。
一つは白紙化を決めた12月5日の首長会議で平泉町長に新指名「平泉市」の返上を求めたこと。二つには12月23日、5つの町村長に対し、4つの首長が決めた申し合わせ事項のほかに新市名について「一関市」を承認することを伝えた。
いずれも風評の域を出ない話であるが、首長間で非公開の会議が多く開催され、その都度事柄が大きく動いたのは事実である。信頼関係の構築は、首長や議会だけのものではない。住民の選択と負担により地域の方向が決まるのであり、住民の合併であるためには合併の議論が住民に開かれたものとして進められるべきである。その意味で現状は是認し難いものと言える。
合併に対し、市民皆様がこれまで以上に関心を持ち、大いに議論を深めて頂きますよう念願いたします。
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