学校長あいさつ



一関市立桜町中学校長 佐藤捷雄
 「全国マルチメディア祭‘ 98inいわて」が9月4日から6日まで開催され、「地域情報化フォ−ラム」開かれる中尊寺のある、平泉町の南隣りが我が学校のある町一関市です。 一関市は、岩手県南に位置し、面積410Kuの東西に長いところで、63000人の人口を数えます。 古くは、安倍貞任のころから開かれた奥州陸奥の南の要所であったといわれます。 このような歴史の香り高い、一関の市街地にある学区として、我が校の生徒は、先輩の築いた歴史と伝統を守り育てて、現在に至っております。また、父母の教育に寄せる期待も大きく、それだけ学校への関心の度合いが高く、理解と協力を惜しまない風土であるといえます。 こうした中で446名の生徒は、種々の行事に果敢に挑戦して、1学期を終え、25日からの夏季休業に向かおうとしております。 小学校を卒業したばかりで幼さの残る新入生も、先輩の2.3年生に鍛えられ先生方の指導を得て、いまや立派な桜中生になったように思えます。 それは、何と言っても運動会を通じての体験が大きく左右しているのではないかと考えます。それまで、自分たちでプログラムの内容を考え、準備から実施にいたるまで、生徒自らが中心になってやるということは、かつて経験したことのないことであったと思います。それが中学生になって、先輩のリ−ダ−のもと、先生任せではなく自分たちの知恵と英知を結集して、創り上げる運動会であるだけに、失敗しても誰も恨めずすべて自分の身に降りかかって来ることを体験したわけですから、1年生の心の成長たるや推して知るべし、ということかもしれません。 さらに、生徒を燃えさせた運動会当日は、途中からの雨もあり、「これしきの雨に負けてたまるか」という、生徒のハ−トを大きく揺さぶり、各組に別れて競った、大運動会を盛り上げてくれたようにも思います。 雨降って地固まるのたとえのとおりに、全生徒が一丸となって取り組みでした。 さあ、夏休み明けは、「マルチメディア祭」です。100校プロジェエクトに参加している我が校も、石澤教諭のもと「クイズ奥の細道」で生徒も参加することとしております。ぜひこの機会に我が一関、平泉を探訪していただきたいと思います。 9月5日(土)には、平泉町毛越寺本道におきまして、「歴史・文化と情報化―みちのく黄金文化に学ぶ生き方と探求―」のフォ−ラムが開かれます。 では、「マルチメディア祭」でお会いしましょう。という学校のユニークな教育体制を御理解いただけるよう作成しております。今後さらに内容の充実を図って行きますが率直な御意見をお寄せいただければ幸いです。

(c) Katuo Sato,1998.8,INCT