山菜山行


豪快に山菜をさばく

左からウド、アエッコ、シドケ、ウレイ

  ジャパテイ
 山菜山行を、当山岳会では現地調達山行と言います。
持ち物は、少々の調味料と炊事道具と嗜好品です。ただ、何を調達するかはあらかじめ考えておき、行く山域を決めます。
 とはいえ、泊まりの山行となると自然に、食えそうな物を、つい調達する癖がついています。

春ー夏
根曲り竹の子
 皮を剥ぎ湯でて、マヨネーズをつける。 または、皮のまま炭火で焼き、特性ソースをつける。
 みそ汁にも大きめに切って具にするのも良い。

ぼん菜、シドケ、アエッコ、コシアブラ、ミズ、タラノ芽、バッケァ
 あざゃかな、緑色になるまで湯がき、すぐに水で冷やしながら洗いショウガ醤油、マヨネーズなどで味付けする。
 ただし、アエッコは、茎を食べ葉は捨てる。各、テンプラにすると、なお良い。 みそ汁の具にも良い。

ウド、ウレイ
 ウドは、皮をむき味噌、マヨネーズ、酢醤油で味付け。ウレイは、塩をまぶし漬け物にする。

ワゲー(たもぎたけ、にれたけ)
 みそ汁に入れると最高のだしになる。山菜の闇なべ?に入れてもいいだしになる。


きのこ全般(毒きのこはのぞく)
 ゴミ、土を丁寧にとり、洗い流す。 そのまま、いものこ汁などに入れる。醤油、砂糖でお浸しにも良い。塩をまぶし焼くだけでも良い。

その他
 てんぷらで粉が余ったら、山菜を刻んでこね回し、薄く延ばして石焼きにする。
 当会では、これをチャパテイと言わずに、国内で作る場合は、ヂャパテイと言う。少し砂糖か塩で味付けしておく。
 山菜に限らず、草木のたぐいで食べられない種類は3−4種しか無いそうなので、その種だけを覚えていればうまい、うまくないは別として、何でも食べられると主張する人もいます。
 私も試してみたのですが、アタリはしませんでしたが、1週間位腹がグリグリしました。この時は、14−15種類でした。まねはしないように。