三ツ石山 奥産業開発道路より 


H18.10.11

   三ツ石山  10月11日(はれ)


岩手山

三ツ石山

山頂にて
 網張登山リフト前駐車場で仲間と落合、1台に乗って奥産道を進む。広葉樹が色づき始めている。天気もよく紅葉を期待し大松倉沢を過ぎてまもなくバリケードがあって手前に駐車場が整備されている。出口に10台ほどが並んでいて、八戸ナンバーのマイクロから下りた20人ほどが登りの準備をしていた。我々も早速準備をして車道を歩き始める。

 歩き始めて気が付いたが、木々に葉っぱがついていない。先日の低気圧による強風によりみんなちぎり取られたらしい。沢沿いの風の当たらないところなのか紅葉が見られるていどである。登山道入り口に真新しい看板が立てられ、取り付き道路も整備されて歩き易い。高度を上げるごとに、乳頭山、秋田駒ケ岳が真近に見られる。


森氏
 青森椴松が多くなるとまもなく三ツ石山荘である。ベランダでは登山客がくつろいでいる。一息入れて山頂に向かう。森林限界を超えると岩手山、鬼が城、黒倉、姥倉、手前に大松倉、その下に三ツ石山荘、目を転じれば八幡平方面が展望できる。登山道も整備され歩き易い。風が出てきて帽子が飛ばされそうである。頂上はバランスが崩されそうな強さである。

 ゆっくり昼食も出来そうがないので、山荘に戻り昼食とする。昼食後大松倉へ出発。道も刈り払いされ、乾いていて歩き易い。ゆるい坂を登りきると大松倉である。この頃になり、鬼が城から岩手山にかけてガスがかかり、雲も多くなってきたが雨の心配はなさそうである。大松倉から鞍部に降りて網張リフトまでの樹林帯は、風倒木が多く、下をくぐったり、乗り越しあるいは回ったりの悪路?で、強風被害がそのままである。しばらくぶりの網張だったので、犬倉まで足をのばしたが風が強くすぐ引き返してリフトで下山した。(リフト料金3機乗り継ぎ片道900円であった)  森 記

コースタイム:車道駐車場9:25・・登山口10:00・・三ツ石山荘10:45・・三ツ石山(1466m)11:20・・山荘12:00昼食13:00発・・大松倉13:30・・犬倉分岐14:50・・犬倉山15:00・・リフト乗り場15:20



2005.10.10

   三ツ石山


登山口

交差点(滝の上コース合流点)

三ツ石山荘

小屋前の湿原

奥産道の紅葉
 10月10日、一番天気が良い日であったはずが、どんよりと曇り今にも降り出しそうな中を網張りへ向けて出発。リフト乗り場の前を通り、紅葉が始まった奥産道(奥地産業開発道路)へと進。大松倉沢の橋を過ぎてまもなくバリケードがあり、手前に駐車場が整備されている。ここで装備を整え出発。

 天候は小雨模様で、それほど気にならない程度である。雨に洗われた紅葉を眺めながらゆっくり進むと道路脇に案内図があり、登山口を確認して進むとまもなく左手に「登山口」の表札があり、ここからいよいよのぼりである。


三ツ石山1466m山頂の森氏
 トラバース気味に5分ほどで滝の上温泉からの登山道と交差し右に登って行く。ゴロタ石の急な坂を越えると斜面もなだらかになり青森椴松が多くなり道もぬかって、ズボンの裾に泥がはねる。木道が表れまもなく左手に水場があり、真っ直ぐに進むと真新しい三ツ石山荘である。中で数人が休んでいた。

 荷物を置いて、雨具に身を固め山頂へ向けて出発。道路は雨でぬかり、滑りやすい。長靴のほうが良いくらいだ。天候は全然回復の見込みは無く、頂上は展望も無く写真を撮り下山。山荘には10人を超える登山客がいて、ストーブ(ペレット)で暖を取っていた。我々もゆっくり昼食を摂り雨の中を下山する。

 このコースはあまり知られていなく、山荘での懇談でも知らない方が多く、ほとんどが滝の上コースか、松川からの登山客でした。このコースを「車道コ−ス」と呼んでいる方もありました。私も、インターネットで探しても紹介数が少なく、網張ビジターセンターに問い合わせてコースを確認しながら上ってきました。  森 記

コースタイム:駐車場ー0:40−登山口−0:07−滝の上からの交差点−0:30三石山荘ー0:30ー三石山頂ー0:25ー三石山荘−0:30交差点ー0:05−奥山道−0:30−駐車場