飯豊連峰南東部

1998.7.18-20  大日杉小屋ー切合小屋ー飯豊本山ー御西小屋ー大日岳(ピストン)

18日朝5:00一関予定通り出発、2時間後山形蔵王で降りる。13号線のおにぎり屋で朝食と昼飯を調達する。
 9:50大日杉小屋出発、ザンゲ坂等、長之助清水まできつい登りが続くが、ここまでは予定通りだ。滝切合12:40ここで昼食をとる、種蒔山、三国岳等見晴らしが良くなってきた。重くなってきた腰を上げ地蔵岳到着は13:40なった。
 地蔵清水はとっくに枯れている。昨年はここで水を補給予定だったが今年はまだ水筒に半分残っている、良かった。14:45目洗清水到着。ここでヒメサユリを発見。地蔵岳では6月中旬に咲いたとインターネットで見たが、まだ花が残っていた。一同大いに喜んだ。



ざんげ坂、鎖場


目洗い清水入り口にて

 御坪付近からマツムシソウ等高山植物の花々が多くなり、写真にビデオ撮影でなかなか前に進まず、切合小屋に着いたのは17:15だった。
 夕食後、小屋は超満員で入れず5分ほど進んだ広場でビバークする。満点の星空、点在する夜景に感激しながら寝るのも久しぶりだった。

 19日、カラッと晴れた、「今日は最高だどー」と荷物を整理して4:40出発、草履塚に5:10到着。眺望が素晴らしい、男体山や燧ヶ岳も見えた。今日も、花々を撮り、景色を満喫しながらゆっくり登る。飯豊はやっぱり良いで。
 本山小屋には6:45着、ここで朝食をとりマット、寝袋で小屋の場所を確保して本山に向かう。道は、もう登山者でにぎわっている。聞くところによると、どの小屋も超満員だったらしい。
   

               吾妻連峰と安達多良
    大日岳をのぞむ
 
  上、大日岳下部のヒメサユリ
       
下、御坪付近

 山頂からは、縦走路越に北股岳、地神山、朝日連峰までも間近に見える。5回来てこんな良い天気は、初めてだ。全員大感激しながら御西に向かう。9:15着、歩く場所が無いくらい、登山者が休んでいた。でかいスイカをもてあそんでいるパーテイもいる。
 ここで大休止を45分ほどとりスイカを待ったがこない。荷を軽くして大日岳に進む。このコースも花が以外に多い、大日岳直下にはヒメサユリの群落がありまた感激する。

 大日岳11:15着、全員ここは初めて、以外に広い山頂だ。相変わらず、展望も良く縦走路を双眼鏡でじっくりと眺める。昼食を取りながら、144Mhzで須川にいるはずの省吾氏をコールするが応答は無かった名残惜しいが、今日は本山泊まりなので戻るしかない。
 途中、新潟の元気のいい元お嬢様方に追われながら御西に着く。ここからは、なだらかなコースなので軽快にとばす。
 玄山道をとり、水を補給して本山に着くヘリが飛んできて、ザックを落としていったかが、どうしてかわからなかった。

 20日、すし詰めの小屋から出て御来光を眺める。5:00下山開始、御沢の支流の沢で朝食をとり、大日杉小屋に11:00着沢で水浴びをして帰途につく。

 尚、本山小屋では、前日に管理人さんが急きょ交代したためか利用料は、わからないとの事で取られなかった。ラッキー。

参加者、森、菅原、菅原ジュニヤ、阿部